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枕難民脱出への道②


こちらの続きです。

https://note.com/iyashi8_arura/n/n5602e9bea494

私はストレートネックが酷くて、左の頸から肩甲骨の間になにかブロックがあるようなひっかかる違和感が常にあり、左後方に振り向けない状態がずっと続いていたので、この「竹首枕」なるものにものすごく興味を持った。

イメージとしては、上の写真のタオルの部分が「半分に切った竹」になり、仰向けになった状態で頸椎を伸ばすということらしい。
(バスタオルだと写真のように首の重さが沈んで綺麗なカーブにならないので竹の硬さが必要)

しかし、こんな枕で一晩中寝られるだろうか…(いや、たぶん無理)

そして「まずは1日10~15分からでもぜひお試しください」とあるが、この私が1日15分、まじめに「竹首枕ストレッチ」を続けることができるだろうか…??

今まで、興味を掻き立てられ、いざ購入したものの、全然使わなかった健康器具やダイエット器具の数々が走馬灯のようによみがえる。

そんなわけで、まずはこのストレートネック用枕を購入したとして、果たして私が毎日使用し続けられるか、今家にあるもので似たものを作って、購入前に一度試してみようと思い立った。

まず、500mlのペットボトルをバスタオルで巻き、その上に後頭部下縁のごりごりを当てるようにして寝てみる。

なんかいい感じだが、丸いのでゴロゴロ移動するし、高さも微妙。

(なるほど、だから竹半分にして半円にすることで安定させるのだな)
と思いながら、床の上でやるから微妙だけど、ベッドの上だと枕も沈むからちょうどいいのでは?と今度はベッドマットの上で再挑戦。

後頭部のコリにペットボトルをごりごり当てて、(あ、こりゃいい感じかも)とストレッチしながら、結果的にそのまま寝た挙句
なんと!!
翌朝、あれほど慢性的な違和感があった左肩の重だるさが軽減していた…。
左後頭部も、昨日までより振り向けるようになっていた!!

ただ、出っ張った頸椎にあたっていたらしく、そこが痛かったのでそれからペットボトルを変えてみたり、タオルとバスタオルで高さを変えてみたり、後頭部にペットボトルが当たって首はもう少し柔らかいもの(タオルとか塩枕半分に折ってとか)でカーブを作ってみたりと、この「ペットボトル枕」に改良を重ね研究している。

ちなみに一昨夜の自作枕はハズレだったらしく、朝起きたら寝違えみたいになっていたので、セルフで張りをほぐす羽目になった。

(寝違えは、あった直後に緩めるとほぼ解消する)

当たりはずれがある枕というのもあれなんで、もうこの竹首枕を購入してもいいのでは…という気になってきたが、枕はずっと「寝るときに頭を支えるもの」だという概念があったのが、「首に適度な硬さでカーブを作ったほうが肩こりがなくなる」「むしろ、頭は何もなくてもいい」と解ったのが衝撃だった。

しばらくはペットボトルと塩枕とタオルとバスタオルで、「理想の枕」を作る研究が進みそうだ。


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