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精神科に行ってきた③④

※ヘッダの画像は記事の内容と関係ありません

前回の記事「精神科に行ってきた②」の続きです。②は下記リンクよりどうぞ。

診察3回目

めっちゃ遅刻した(30分ぐらい遅刻した)

前回の検査(チェックリストみたいなもん)の結果のフィードバックをもらった。
4点以上でADHDと判断できるらしい。
結果、私は4点だった、のでADHDと判断できるので、投薬治療をしましょう、ということになった。

受けてみてどうでしたか?と尋ねられたので率直に思いの丈を伝える。
・主観的なリストだったので客観的に判断できているのか? と思う部分がある
・衝動性について尋ねられていると思われる部分は当てはまらないなあと思った
・WAISとかそういう心理検査ってできないんでしたっけ?
 →心理士がいないのでできないんですよね。と言われた(初診時に説明しましたよ、と言われたが聞いてなかった)。ハァ!?(うさぎ)と叫ばないようにするのに精一杯だった。境界知能かどうかの可能性を消したかったのに・・・・。
 →自費で受けられるところを探そうと思う。自費でやると高いんだよな・・・。

副作用がキッツイ

いつも行っている薬局に処方箋を出したら「この薬、うちにないので取り寄せになりますね」と言われてすごすご帰宅。受け取ったのは1週間後だった。
薬局に薬ないことあるんだー!

処方された薬は、有名なコンサータのようにいきなりがつんと効くものではない、と説明されていた。また、副作用として吐き気や眠気があると言われていた。
服薬して3日ぐらいは、飲んで1・2時間後に胸がつかえるような吐き気、吐き気に伴う冷や汗、口の嫌なねばつきがあってかなり辛かった。
吐き気、地味にキッツイ。

何かよくわかんないけど効いてる気がする

飲んでみて5日ぐらいで、食欲が妙に落ち着いていることに気がついた。食欲というか、食への執着というものが、薄れている気がした。
私は腹15分目まで食ってしまうことがしばしばあった。
たとえ満腹でもご飯があればずっと口にしてしまっていた。
腹8分目を守りたくても守れなかった。
食いたくないものを食った後に、たとえ満腹でも口直しに別のものを食うみたいなもはや動物みたいな食欲だったこともあった。
物理的な容量を超えた量の食べ物をずっと口にしていれば、胃腸はダメになる。当然胃腸をバチクソに壊し、胃腸科に通っていた。胃カメラまでした。
自分の食欲を全くコントロールできなかった。我慢ができなかった。

そんな動物のような食欲が薄くなっている・・・気がする。これが今のところ正直一番嬉しい。すげえな、今まで苦しんでたのマジで何だったんだよ。バカみたいな食欲に振り回されてた自分は何だったんだよマジでよ。

他には、
1.夜、街を歩いていて信号機やヘッドライト、照明などが眩しく、目に刺さって痛い、ぐらいに感じられていたのが「何か眩しいな」ぐらいになった。
2.たとえばAという単語を聞くと、(人と話していても)Aに関連した連想や妄想が始まるのが今まで自然だったが、連想が働きづらくなった・・・気がする。
3.いい意味で世界の解像度が下がった・・・気がする。全部が重要に見えてたというか、情報の全部が全部、頭の中にグワーっと入ってきていたのかもしれず、それが服薬でいい感じになったのかもしれない。ピントが合うようになってきたというか。(ぼんやりした感想)

診察4回目

1週間服薬した状態で診察4回目を迎えた。めっちゃ遅刻して病院から電話かかってきた。
服薬してみてどうか? と尋ねられ、(食欲のことと眩しさのことは伝え忘れたが)それ以外で何かよくなってる気がする・・・ということを伝えた。
引き続き、同じ量、回数で服薬して様子を見ましょうということになった。

まとめ

薬ってすげえな。マジで今まで困ってたことが緩和しつつある(全然解決してないこともあるし、仕事においての困りごとはもっと服薬を続けて、私がもっと努力しないといけない。マニュアルとかルーチンの作成もっとがんばろ・・・)。
今まで悩んでたのがバカみたいで虚しくなった。
いわゆる「普通」というか、精神科や服薬までして対処したい困りごとがない人のことが正直羨ましすぎる。
その普通さは本当に得難いやつだから感謝して享受してくれよ。

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