アラサーメンヘラ女には自己肯定感がない

今日は体調不良の中、副業も無事に終了した。
いつものように暇だったので、
めっちゃ早く上がれてラッキー!
外にいても昨日ほどの寒気はないから、
やっぱり体調も良くなってきてるんだと思う。

本業と副業の間、
スーパーのフリースペースで持ってきたお弁当を食べるのだけど、
机に突っ伏したら身体がすごい楽になった気がした。
根暗だから学生のときもいつも机に突っ伏して寝ていたけれど、
この姿勢がこんなに楽だと思ったのは初めてだ。
年齢のせいだろうか。体調のせいだろうか。
Wi-Fiもあるし、仕事から解放されるわたしの癒やしの時間だ。

運送会社まで歩いている途中、
わたしがあの会社にこんなに通うのは、
10年前にバンドのサイン会で顔を覚えられて、
バンドマンに「◯◯から来てくれてありがとうございます」と言われて、
全国各地に行くようになったときと同じ心境なんだろうなと思った。

初めてこの会社に来たとき、
チャラい男の子がわたしを女の子扱いしてくれたから。
ただそれだけで、わたしは気づけば今月募集のある日はほぼ全部申し込んでいる。

たぶん10年前に売れないバンドの沼に落ちたときと同じことが起こっている。


そんな気がする。
相手がトラックドライバーで良かった。
今回は行けば行くだけお金になるのだから。

しかしチャラい男の子は、
今日はお気に入りの女の子が来ないので先にトラックに乗って行ってしまったらしい。
「あの女来ないからよぉ〜」と他のドライバーさんが言うのがなんかおかしかったので、
わたしも笑って「お気に入りですもんね!」と返す。
チャラい男の子は最初の2、3回一緒にトラックに乗っただけで、あれからは何度来ても一緒にはならない。
わたしが喋りすぎてウザかったのかもしれない。
やっぱり彼は恋愛中毒の創路先生に似ている。
彼は女を自由に選べる立場の男なのだ。

わたしは選ばれない女なんだなとここでも思う。


なんかもう慣れてしまった。
男の人はわたしを絶対に選ばない。


そして今日唯一スマホを自由に見れない1時間半の間に、
好きな人の工場の募集が出やがった。
なんでいつもこうなんだろう。ほんと腹立つ。
7分も経ったら募集は跡形も無くなっていて、
わたしはたぶん今週末は彼に会えない。
いや体調不良なんだから休めよって話なんだけど。


なんかもう疲れてしまった。
運送会社の方は今日は知らない男のタイミーさんと一緒で、
ここはタイミーが2人だからか、
慣れていない人だとずっとわたしに付いてくるのが地味にすげえストレスだ。
せめて社員さんのところに行ってくれ。
わたし知らない会社で指示なんて出せないし!
自分も仕事探してるときこんなにウザいんだろうか。
おじさんいつもごめんなさい。
いつも優しくしてくれてありがとうございます。
(なぜか今日も飲み物奢ってくれた)

女性タイミーとはすぐに仲良くなるけれど、
男性タイミーは変な人が多くて苦手なので、
わたしはあんまり目に合わない感じの悪いおばさんになっていると思う。
あんまり話しかけられたくないのに、
なんかいつも話しかけられるのも本当に嫌だ。
たいして仕事ができるわけでもないのに、
ベテランとか言われるのも嫌だ。
わたしはおしゃべりな男が好きじゃない。
わたしが好きになるのは、
いつだって無口で何を考えているのかさっぱりわからない塩対応の男なのだ。


なんかもう10年前からどこに行っても何をやってもずっと駄目なのは、

わたしに自己肯定感が全く無いからなんだろうなと思う。


わたしはちょっと自分を覚えてくれた人や褒めてくれた人に本格的に寄りかかってしまう。
そしてわたしが依存し始めた頃には、
男の人はもうわたしのことなんか見ちゃいない。
なんかいつもいる人になるだけ。

そういえばあのバンドマン(故人)だって、
「名古屋公演来る人ー?」って聞いたときにわたしが珍しく手を挙げなかったら、
なんで来ないのかと言わんばかりに乱暴に指を指してきたことがあったな。
それでもわたしは友達と爆笑していたけれど、
わたしはいつもそんな扱いしかされない女なのだ。

なんかもう今すぐリセットボタンを押して全部まっさらにして、
今度こそは好きな人に愛されたいなと思ってしまうのは、
やっぱり体調が悪いからなんだろうか。