アラサーは働かないと病む

酔っている。飲んできた。
みんな知らない人だから19時半には終わったけれど。

今日はバイトしないで、
美容室からの勉強会からの飲み会。
朝から変な夢を見たせいで、今日は情緒不安定だ。
(前回の記事参照)

美容室は話しやすい美容師さんだったから普通に話せて安心したけれど、
移動中はまた泣けてきた。
ナイフを突きつけられたことよりも、
優しく接してくれる人達に、
実はめっちゃ嫌われてたほうが辛いよなとか思うと、
まだ涙が出てくる。
たかだか夢なのに。馬鹿みたいだなわたし。

そのまま勉強会に参加した。
勉強会の内容はわたし好みで大変よかった。
なんとなく懇親会にも参加したけれど、
案の定おじさんとおじいさんしかいない。 
今日はいつもみんなに声をかけてくれる明るいおじさんは入院中らしい。先週あんなに元気だったのに。

ワンピースに巻き髪で来たわたし、

絶対変な人!!!


アウェー過ぎて辛いな。
もしかしたら趣味に理解のある男性に出会えるかもとわずかな期待をしたのが馬鹿みたいだ。
でも今のわたしには一緒に飲みに行ってくれる人なんてここの人しかいないんだもの。
参加料払わないとおばちゃんとお酒飲んでくれる人なんか世の中に1人もいないんだもの。
だからわざわざバイトを休んで、
高速バスのチケットを金券ショップで買って、
50キロ近く移動してやってくるのだ。
そんでおじいさん達と飲んでいる。
何やってんだろわたし。
アラサーってこんなもんなんだろうか。
(たぶん違う)

わたしはおじいちゃん達が操作できなさそうな居酒屋のタブレットを目の前に置いて、
みんなのお酒の減り具合を見ながら声をかける。
サラダも取り分けて大皿を下げて次の料理を置けるようにする。
それでも途中から似たような年の女の子が旦那さんと途中参加してきて、
彼女のほうがおじいちゃん達に積極的に声をかけてその場を盛り上げていた。
わたしよりよく通る声。かなわねえ。
主婦には絶対かなわねえよ。
だって選ばれし女だもの。
男に一生ものだと選ばれた女だもの。
11年彼氏いないおばちゃんにはとてもかなわない。
わたしは親戚付き合いも近所付き合いもできない。
女のレベルが違いすぎる。
わたしはやっぱりここでも中途半端な存在なんだなと思った。

美容室で髪を巻いてもらったとき、
今好きな人に会えたらなぁと思ってしまった。


バスに乗っても電車に乗っても、
好きな人の働く工場の近くを通ると、
わたしは工場の近くの高い建物を探してしまう。
そんで好きな人は今あの辺にいるのかなとか考える。
馬鹿みたいだなと思う。 
嫌がられていても、何とも思われていなくても、
わたしが好きなのはやっぱりあの彼なのだ。

もしあの彼が振り向いてくれたら、
わたしは旅行もタイミーも止めて、
普通の女の子になるのかなとか一瞬思って、
いやそんなわけないやん、
そんなん絶対最初だけで、
彼に飽きたらまた1人で旅に出るに違いないと思った。(確信)

あと何回彼の工場の近くを通ったら、
わたしは彼に会えるのだろう。


いや会っても彼は機械人間だから(前々回の記事参照)少しも話せないに決まっているのだけど。
このままどこかで1人で飲み直したいけれどそんなお金もないし、明日もバイトだから帰る。
明日はバイト掛け持ちだけど、
きっとどっちも知ってる人はいなくて1人で静かに働くのだろう。
本当は行きたくない。
でも今日1日働かずに遊んじゃったし、
明日は働かなきゃいけない。

今日珍しく土曜の昼間に街をぷらぷらしていたら、
手を繋いで歩いているカップルがたくさんいたし、
服屋さんもどこも混んでいて見づらかった。
みんな幸せなんだな。
働いていなかったら普通の人は毎週こうなのか。
わたしとは別世界の住人みたいだ。
わたしはあと何年生きたってそちら側には行けない。
なんかこのまま死んじゃいたいなと思う。

来月も勉強会からの飲み会があるのだけど、
来月はもう参加しなくていいかなと思った。