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8月8日の8を横にすると∞

洗濯機を一回転させて数ヶ月毎に訪れる県内某所のセッションに行く。
先生から開口一番仕事大丈夫?と聞かれ、現状をお話しするが話せば話すほど不安は無くなり全て上手くいっているように思えここが課題でここはもう問題ではないが今足りないのはこれという切り分け能力が目覚ましく向上しているのに気づく。
その合間に先生からは鬼滅の刃がヤバい鬼が死ぬ時の描写がすごい話がラーマヤーナにつながりお札は揃えて財布に入れた方がいいのかとかいう話から使いやすい道具を身の回りに揃えてストレスのない環境を作れ等の四方山をいただく。

西鉄で県内を南北に往復するが、電車の座席に座ると車窓の向こうの景色を眺める体で公衆の面前で公然と呆けていられるので幸せだ。

名古屋で買ってきた赤福を携えて人に会いに行き、私の行きたい処へレールを敷いてくれるような話しぶりのおかげでまた深夜まで色々の話をするが思い返すと九州国立博物館の阿修羅展でバイトをしていた、8月8日の8を横にすると∞といったアシュラマン的なものと勝手にシンクロされていたことに後で気づいた。
たった二人の人と話をしただけの一日だったけれど、来し方行く末を全て肯定されたような気持ちで眠りにつき夢と現実のあわいが溶けて消えていった夜だった。

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