![表紙15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18692206/rectangle_large_type_2_4cf7a98a06cd42172f7024c1caf77327.png?width=800)
【ドット絵】かわいい女性キャラのドット絵にチャレンジ
たまには、『かわいい女性キャラのドット絵』を真面目に打ってみようと思います。
いつものように適当なドット絵にならないように、今回は下記のような条件を設定してみました。
〈 条件設定 〉
・かわいい女性キャラクター
・描き込み系
・特徴を出す
私がnoteの記事用に打つドット絵は、ほとんど描き込まないフラットなドット絵ばかりだったのですが、今回は徹底的に描き込んだドット絵を作ってみようと思います。
描き込み系のドット絵は、作成に時間がかかるのですが、今回は気合いを入れて臨みたいと思います。
この本気度合いが伝わりますでしょうか。
でも進行は、いつも通り、行き当たりばったりです。
1.ラフを作る
まずはドット絵で、ざっくりとかわいい女性キャラクターのラフを描いてみます。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18357752/picture_pc_d95002f7c1606dda76dcda5fee527a25.png)
適当な色を一色選んで、ラフを描いてみました。
最初に条件として設定した『特徴を出す』ということを意識しながらラフを描いていたら、気付いた時には、このようなラフになっていました。
ラフができてしまった以上、このアフロな髪型を『特徴』としたいと思います。
・アフロな髪型のままで『かわいい女性キャラクター』という条件を満たせるのか?
・ファンキーになり過ぎないか?
そんな懸念も一瞬よぎりましたが、ミュージカル『アニー』を意識すれば大丈夫な気もします。
ポーズは、何かの構えっぽくしてみました。
2.ドットを整える
ラフのドット絵を今度はきれいに整えていきましょう。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18357753/picture_pc_2c58d7a4c5e3643cbcce7fa1a1eb2412.png)
一色のままで、ドットの並びを整えます。
ドットで描く線がきれいに見えるようにするには、規則性を持ってドットを配置していきます。
1ドット1ドットを階段状に並べたり、1ドット⇒2ドット⇒3ドットと段階的にドットの線を伸ばして配置してみたり、細かなテクニックを組み合わせながら、ドットの並びを整えていきます。
髪はクリンクリンに丸めて、Yシャツのようなパジャマのような服を着せ、カンフーポーズで構えさせてみました。
3.顔を描き込んでみる
最終的なイメージを持ちやすくするために、一番重要な顔を描き込んでいきます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18357756/picture_pc_d6b70e83e8b5b5ed84dd7cdcce02cef4.png)
あーでもない、こーでもない、と試行錯誤しながら、顔を描き込んでカラーにしていきます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18481759/picture_pc_48f97e0e32cd1573fdac66415b7e5c9c.png)
顔のバランスも整えてみました。
この顔を基準にして、全身も仕上げていきましょう。
4.パーツ毎に色を塗り分ける
顔以外のパーツを認識しやすくするため、適当に塗り分けをします。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18481818/picture_pc_bbdd20be6f3a1db3e3bae2bbd3aa3d97.png)
全身を構成するパーツがわかりやすくなりましたね。
このあとは、パーツ毎に順番に描き込んでいきます。
5.衣装を描き込む
ポーズがカンフーポーズなので、衣装もカンフー服にして、キャラクターのイメージをまとめていこうと思います。
カンフー服の資料を参考にして、描き込んでいきます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18481876/picture_pc_bad9810152ea1566a78e1a9dffa693b5.png)
カンフー衣装の資料をたくさん見て、形状や皺の入り方、影の付き方を参考にしてみました。
今回は描き込み系のドット絵ということもあり、表現を誤魔化しにくいので、資料をたくさん見て、説得力のある描写にする必要があります。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18481821/picture_pc_42b058529e22c8fb5ff46d4aac439c93.png)
ついでに、手や足の肌色部分も描き込んでおきました。
衣装も手足も、それっぽく見えるようになってきたら、程々の状態で描き込みは止めておきます。
6.アフロを描き込む
このキャラクターのドット絵の最大の難関とも言える『アフロ』を描き込んでいきましょう。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18481912/picture_pc_b2e26ac77eb1d7207e39d2d16a730dd5.png)
クリンクリンした形状の髪を描き込んで整えつつ、アフロ全体としての立体感を意識して、明暗をつけていきます。
三分の一ほど描き込んでみましたが、全然終わらなくて気が遠くなりそうです…。
ここからは、いつものように地味な作業が続きます。
アフロのドットを一点一点、ポチポチと整えていきます。
ポチポチ・・・
ポチポチ・・・
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18568737/picture_pc_ecad85c2b084048d2e7dfd48b66fa787.png)
…なんとなく、アフロ全体に手を入れることができました。
髪を描き込み過ぎたせいか、目がぐるぐると渦を巻いて倒れそうです。うずまき恐怖症の方には、お見せできないドット絵ですね…。
全身の描き込みがかなり進んだので、そろそろ完成させてたいところですが、まだまだ終わりません。
ここから、さらに全体のバランスを見ながら、調整していくことになります。
調整のポイントとしては、
・全体的な立体感のバランスを整える
・描き込み量を整える
という二点です。
まだまだ完成までの道のりは長いです。
現時点で完成度は70%というところでしょうか。
7.細部を仕上げる
色数を少し増やして、全体的に、自然な立体感をつけていきます。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649201/picture_pc_501d5d600338d29358ea26d279329525.png)
ハイライトを入れ、影を強調し、アウトラインのドットにも明暗を描き込みました。
かなり立体感が出てきたように思います。
引き続き、地面に影を落とし、再び全体をチェックし、細部の調整を行います。(地面に影を落とすと、3D空間を意識しやすくなります。)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649276/picture_pc_cfb63d33aac1e1189688e1d8b9409903.png)
ポチポチとドットを打ち、細部まで手を加えて何度も調整を重ねた結果、ようやくドット絵の『完成』が見えてきた気がします…!
ここまで、長かった…!ゴールは近いです!
そして、この段階で、残念な事件が起きます。
なんと、私が飽き始めてきたのです…!!!!!
8.色々と余計なことをしてみる
飽きてしまった以上は仕方ないです。
気の向くままに色々弄ってみます。完全に余計な弄りです。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649354/picture_pc_4accf99f27db91bd015bef8708158295.png)
色を弄ってみたり、背景に汚しを入れてみました。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649457/picture_pc_1364f256883d4200de400dd0ab74e714.png)
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649614/picture_pc_af3b4ae2e2405a22ef6fa1b7e1bfee86.png)
弄れば弄るほど、ドット絵から離れてきてしまいました…。
9.カンフー・アフロガール完成
ドット絵なので、ドット感が消えないように、調整を進めます。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649736/picture_pc_9e5b5542a18ad436e26d4527a25c51e6.png)
強引にドットっぽさを残すようにしてみました。
ドット絵に見えますか?
なんだか当初の目的地を大きく外れて、遠く離れた見知らぬ場所に来てしまったような気がします。
行き当たりばったりでの進行は、実に恐ろしいですね…。
でも、結果的に、なんだか面白いドット絵ができたように思います…!
予想外の結果に行き着いて、新しい発見があるのも、行き当たりばったり進行の醍醐味ですね。
今回は、これをドット絵の『完成』としたいと思います。
最初に設定した条件も全て満たしていますね。
〈 条件設定 〉
・かわいい女性キャラクター ⇒ ◯(多分、かわいい)
・描き込み系 ⇒ ◯(描き込み系を越えた描き込み)
・特徴を出す ⇒◯(ブロッコリー感)
10.ちょっとだけ動かしてみる
基本形としてのドット絵が完成しましたので、このカンフー・アフロガールをちょっとだけ動かしてみました。
![フットワークB32_200](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18763595/picture_pc_5653416e3b95f506fd819195c13fb05d.gif)
アフロの動かし方は、ちょっと大雑把ですが、とりあえず…ということで。
アフロを動かすのは大変ですが、いつかカンフーアクションを作ってみたいと思います。(気長にお待ちください…)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18649934/picture_pc_c99dd91a53761ac4a5f02306e127ffdd.png)
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