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【雑記】受け身ではないクリエイティブな仕事の仕方

イクシールという小さなゲーム開発会社では、主に受託によるゲーム開発を主業務としていますが、自社ブランドでのオリジナルゲーム開発へのチャレンジも進めています。

ただ、受託によるゲーム開発に慣れてしまったことで、そこから少し新たな問題が出てくるようになってきました。

それは、受け身での仕事の仕方になりがちという点です。


受け身でも許されてしまう

特にゲームリソースの受託制作の場合、クライアント様に必要資料を用意していただき、その内容に沿って最大のクリエイティブを発揮するという仕事の仕方が多くなります。

仕様を理解し、クライアント様の求めている内容を理解した上で、期待していただけているもの以上のクリエイティブで納品することを目指します。

ただ、その仕事の仕方に慣れてしまうと、0から1を生み出す本当の意味でのクリエイティブな仕事の仕方をついつい忘れがちになってしまいます。


受け身での仕事の仕方に慣れてしまうと起きる問題

受け身での仕事の仕方に慣れてしまうと、どういう問題が出てくるか?

それは、指示書や仕様等の資料が用意されていないと、何も動けなくなるという点です。レールが用意されていないと動けないわけです

ちゃんとレールが敷かれておらず、スムーズに走ることができないと現場は不満を抱きがちになります。逆に、レールが丁寧に敷かれていると、制作側は定められたスケジュールに沿って、より高みを目指してクオリティを追及しやすくなります。

後者のほうが、当然、良い状況のように思えますが、そうとも言い切れないのが、このクリエイティブな業界です。


クリエイティブに発想を変える

レールが敷かれていない場合、どうすればいいのか?

クリエイティブな仕事が面白いのは、ここで『レールが無ければ、レールを作ってしまえばいい』という発想ができる点です。

それぞれが自分の職務範囲の中だけで仕事をすればいいという発想をしていると、受け身での仕事の仕方になりがちですが、受け身での仕事の仕方には必ず限界が来ます。

より自由に、やりたい仕事、自分らしい仕事をしていくためには、0から1を生み出せる力を身につける必要があります。


クリエイティブな仕事の仕方

具体的に、受け身ではないクリエイティブな仕事をする為には、どうすればいいのか?

これは、それほど難しいことではありません。

いつもより、一歩踏み出すようにすればいいのです。無いこと、決まっていないことは、自分で考えて提案すればいいのです。わからないことは、聞けばいいのです。自分で動いて考えて聞いて話す。

そのほうが、より自分が良いと思うこと、やりたいことに近付くことができます。

クリエイティブな業界にいるわけですから、受け身じゃなく、どんどん生み出していけばいいのです。
受け身仕事は、周りに求めることが多くなり、自分の思う方向に進まないと不満を抱きがちになりますが、自分で動いてしまえばいいのです。

どこまで動いていいのかわからないと思いがちですが、それがそもそも受け身思考になってしまっているわけですね。

これは、指示書や仕様等の資料がしっかり用意されている受託仕事が良くないという話ではありません。受託仕事の中でもクリエイティブの発揮の仕方は山のようにあります。

受け身での仕事の仕方に慣れすぎないように、一歩進んだクリエイティブな仕事をいつも意識して心掛けましょう、というお話です。

私自身、忙しくなってくると、ついつい受け身仕事になりがちなので、自戒の意味も込めて文章にまとめてみました。

レールが無ければ作ってしまえばいいわけです。クリエイティブは何だって楽しいですから。


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