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Facebookが、未来への直行便を爆速で造り上げている・・・【#23】

今日のトピックは「Facebookが公開した新型VRレンズ」について。

こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を始めながら大学院生をしています(@iwhododo)
VRは注目の高さゆえに、玉石混交のニュースを目にする領域です。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※選定基準は100%個人の独断と偏見に基づきます。

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この記事のまとめ

Facebook Reality Labsが新しいVRレンズを提案
屈折レンズでなく、
光の干渉を利用したHolographic optics
レーザーの活用でヒトの眼を超える色彩表現に期待

ゴーグルの厚みを解消

FacebookのVRに関する研究部門・Facebook Reality Labsが、非常に小型なVRグラスのプロトタイプを公開しました。

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従来のVR HMDではゴーグルの厚みによって重心や大きさが課題のひとつでしたが、今回提案されたプロトタイプでは光の干渉を応用したHolographic opticsが利用されています。これまでは単なる屈折レンズが使われていましたが、今回の提案では反射によって光路を確保している設計です。

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ディスプレイの厚みは9mm未満とされており、従来の常識を覆す大きさ。

公開されたプロトタイプは3Dプリントしたメガネのフレームにレンズを貼り付けただけの簡素なもので、外部コンポーネントも必要ですが、将来的には現在のHMDより高性能かつ小型なプロダクトが期待されます。

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また、特徴として一般的なLEDではなく、レーザー光を用いる必要があるため、結果的に幅広い色彩が表現可能になっているとも記されています。

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このサングラス型のプロトタイプでは左図のように緑の単色のみが表示されていましたが、より大きいデバイスではフルカラーで映像が表示されていることが確認できます。

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通常のディスプレイが表現できる領域はsRGBですが、今回のプロトタイプではそれより一回り大きい領域を示すことが可能です。さらに研究が進むことで人の目で認識できる以上の色が表現できるようになると予測されています。

Facebook傘下のOculusが昨年秋に公開したHalf Dome 2, Half Dome 3も可変焦点を採用して小型化を目指したプロトタイプでしたが、今回発表されたグラスはそれを遥かに凌ぐ軽量化の要となりそうです。

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元の論文にはこちらからアクセス可能です。

ARコンタクトレンズ「Mojo Lens」

VRに関しては今回の極薄レンズ以外にも、革新的な企業研究があります。
そのひとつが「Mojo Lens」です。

「Mojo Lens」は、アメリカのスタートアップ企業・Mojo Visionが開発しているスマートコンタクトレンズ。まさしくSFの世界・夢物語といった印象かもしれませんが、これまでに累計1億5,900万米ドルもの資金調達を実施。実現に向けた研究開発を続けています。

同社は"Invisible Computing(インビジブル・コンピューティング)"をコンピューティングの未来に掲げ、欲しいとき欲しい情報にアクセスできたり、テクノロジーを感じずに、他の人と自由に交流できる世界を構想しています。まずは視覚障害者に向けた支援サービスを展開していくとのこと。

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着工から100年以上が建設し続けた「サグラダ・ファミリア」が3Dプリンターやシミュレーションで2026年完成予定にまで早まったり、40年後に枯渇するといわれていた石油を新たに掘り出す技術が誕生したりと、新しいツールや発明によってこれまでジリジリと差し迫っていた限界が唐突に突破される事例は他にもあります。

先日FacebookがOculus Goの販売終了をアナウンスした際にも同社のゲーム展開などに触れながらまとめています。ぜひ合わせてご覧ください。

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過去のnoteはこちらにまとめています。

出典:Facebook Research. BLOG. "Holographic optics for thin and lightweight virtual reality"

会社のみんなとドーナツ食べます。