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【池袋モンパルナス回遊美術館】 池袋回遊派美術展 IAG Artists Selection 2022松井えり菜 インスタレーション ウーパールーパーバルーンズ

5月14日から18日まで、東京芸術劇場5Fでは池袋を活動拠点とする「パルナソスの池」のメンバー、松井えり菜氏による展示が開催されていました。

▲入って左側@東京芸術劇場5F ギャラリー2

彼女は今年からIAGの審査員でもある気鋭の現代美術家です。

中でも上の作品は、松井氏のお子さんとの交流がきっかけになっていました。交流の中で浮き彫りになる様々な事象が対比を生み出し、そしてその対比を様々なシンボルを用いて表現しているのがこの作品の特徴だと感じました。

寒々としたリアルな山脈と、やさしいファンタジックな世界の境界に、絵の具によって付けられた傷のようなマティエールが鑑賞する私たちのとってのリアルとしても浮き上がっているように感じました。

展示を眺めていると至る所に、ウーパールーパーたちを見つけることができました。
オブジェとして、額の一部として、あるいはパロディの中にいました。どうやら、ウーパールーパーは松井氏自身の分身を表しているようです。なぜ、ウーパールーパーなのか気になります!

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