クラウドファンディングで英語留学。
昨日、フレンドファンドを立ち上げた。
これは、友人からの信用を換金するものだと自覚している。
これまで得てきた自分の信用、友情。そういったものがお金に帰られていく気がして、感謝の気持ちとともに、辛さが湧いてくる。
それでも、進む。
生きることは悪を孕む。
眼の前の食べ物だって、食材の命とともに、人の生きた時間が費やされている。
自分の生きざまを問われている。
刑務所生活を支えた本にフランクルの「夜と霧」がある。
フランクルは言う。
私達が生きる意味を人生に問うのではなく、
私達が人生に問われているのだ。
そして、
私たちは、自由で幸せに生きることを神に許されている。
私は、自分の人生を満たすために行動する。
恋人や、娘や、父や、友人。
身近な人の死を見てきたからこそ、
生きる時間の短さを感じる。
生き急いでいる。
15年間の刑務所も充実はしていたが、
刑務所にいることでできなかったことに、多くの苛立ちを覚えた。
その苛立ちが現在の行動原理でもある。
そして、お金を出してくれた人には、行動で返していこうと思う。
ファンドの最終的な目的は、刑務所にプログラムを提供することです。
5月の28日から4週間、フィリピンのセブ島に語学留学してきます。
語学留学のあとは、身体からアプローチするセラピーとしてのヨガかマッサージを今年中に学びに行きます。
私は、刑務所を出所してからこれまでの約五年間、日本の刑務所にいる人・いた人達にグループセラピーを提供していきたいと思い、場作りを実践してきました。
自分自身もここれまで多くのセラピーを受けてきました。
ゲシュタルトセラピーのみでも500時間を超えています。
また、多くの一流講師のセラピーを見てきたこともあり、自身の経験の不足を感じています。
そして、現時点での経験不足を補えるよう、海外においてもワーキングホリデーをしてセラピーを学んでいきます。
刑務所出所者の私に渡航制限がどこまであるのか、いまだ未知数です。
アメリカの入国が厳しいと聞いておりますが、一度入国できるかどうかも実際に飛び込んでみたいと思います。
いずれにせよ、海外で学んだことを日本に還元していきます。
国内の拠り所として「東京発達labo」の法人化を予定しています。
ここで、生きづらさを抱えた人がカウンセリングやグループセラピーを受けられる場を作ります。
また、自身が過去に受刑者であったため、刑務所にいる人達も対象とします。
そんな、ちょいとまとまりのない行動計画です。