空を見ることが増えた話

空を見ることが増えた。
そんな気がする。

触ってみたくなる雲があった。
誰かが描いたみたいな雲があった。
平面な雲も、立体的な雲もあった。
きれいに整った雲があった。
下手くそな雲があった。

澄んだ青空があった。
グラデーションみたいな青空があった。
ベタ塗りしたような鮮やかな青空があった。


ふと、そんな空に気づくことが増えた。

会社員してた頃は、
基本的に執務室の中で走り回ってたから
昼間に空を見ることって
あんまりなかった。

朝は電車に乗り遅れないことで頭いっぱいだったし
夜は明るいうちに帰れることなんてなかったし

たぶん、今になったからみれる景色。

世界の解像度をあげていきたい
そんな最近の私です、って話。