いつか、「時々能登で暮らす」ための準備を始めたこと

イワです。石川県金沢市出身で、今は関東で暮らしています。

311後に宮城や岩手で出会った方とのことや、山形県南陽市のワイナリー GRAPE REPUBLICとのご縁から始まったナチュラルワインのことや、その他いろいろ積み重なって、野良仕事に関心を持ったり、地方への移住をいつしかと考えるようになっていました。

そんな中で、今年1月1日に能登地震が起きました。
僕にとって能登は、遊びでも仕事でもツーリングでも家族旅行でも何度も何度も訪れた場所なので、当然ずっと気になっています。
ただ、関東と能登の距離や移動コストが馬鹿にならないこと、今の仕事でそれなりに責任があるし、そこから得られる収入も家計のために大事であること、自分のスキルは建築や解体や土木といった専門ではないこと等を考えると、今は無理に能登に行くよりも、遠くから能登にお金を使った方がいいと考えて、そうしてきました。
なのですが、現地からの情報を見るにつけ、ずっともやもやしていました。やっぱり能登に行きたいし人手も足りていない、オレの行動はこれでいいのかと。それでも、何度考えても合理的に判断すれば変わらない。だけど、もやもやする。

そんな日々を過ごしてきましたが、今日「能登復興と関係人口の可能性を考えるトークセッション」をonlineで見ながら、「時々能登に行く生活」というのは、それ程無茶ではないのかもしれないと考え始めました。
そして、思いのほか気持ちが晴れたんです。
人間やっぱり、できないことにもやもやしているより、やれる方法を考える方が健全なんだと思います。たとえ、少しばかり無茶であっても。

仕事がそれなりに忙しいとか、娘が留学するとか、単純に蓄えが多くないとかあるので今年はまだ無理かもしれませんが、近い将来に「時々能登に行って暮らす生活」を実現するために、準備してみようと思います。
その先に能登への移住があるのか分かりませんが、移住につながるステップにもなるでしょう。

という訳で、これは個人的なメモです。
公開しておいて言うのもおかしいですけどw
少しずつ準備を始めてみようと思います。

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