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今あるものでできる「ちょっとしたDX」

今あるものでできる、
「ちょっとしたDX」を一番わかりやすく身近な例でご紹介する。

ある会社では、営業マンが取引先へ見積書を送るのに3日もかかっていた。理由を調べてみると、パソコンが会社に設置されていて持ち出し禁止。営業マンは外回り時にメールの送受信ができず、会社に戻ってからメールを送っていた。

実は、ほとんどの取引先では毎回同じような見積内容でした。メール送信が遅れるだけで、受注のチャンスを逃してしまう可能性もある。

この課題の解決策はとても簡単で、ノートパソコンやスマートフォンなどの携帯端末から外出先でもメールが送受信できるようにするだけ。または、会社のメールをチャットツールに自動転送するサービスを利用することもできる。セキュリティに気をつける点はあるが、社外で使えるようにするメリットは大きい。

一見些細な変更だが、この会社にとっては大きな業務改善となった。ITツールを効果的に活用することで、営業マンの生産性が大きく向上し、働き方そのものが変わった。


中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。

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