見出し画像

令和3年度の「いわて圏」が始動します!

こんにちは。一般社団法人いわて圏代表理事の佐藤柊平です。令和3年度がスタートし、年度末&年度初めの岩手な皆さんのSNSの投稿を拝見して、驚きや共感、期待、喜び、不安などなど、いろんな感情を抱く今日この頃です。

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、いわて圏も活動や事業にも影響があり、この数ヶ月は本当に色んなものを見直すと同時に、今後の「経営」「事業」「組織」の在り方を悩んだ期間でした。

令和3年度のいわて圏

様々な見直しをする中で、いくつか決めたことがあります。

(1)ギルド型組織の解消
創業時から続けてきた「複業フルリモート&業務委託型」の人員体制から「常勤フルタイム&社員型」の人員体制を中心とした組織へ方向転換を図ります。もちろん、複業フルリモートのスタッフも継続して関わっていただく方もいますし、その可能性を追求することが大前提ではありますが、安定的に業務を推進する上では、やはり「常勤フルタイム」のスタッフの層を厚くすることが先決だという結論に至りました。後述しますが、4月1日付でプロジェクトディレクター職を1名採用しました。

(2)政策・戦略のプロジェクト遂行パートナー
いわて圏は何をする会社なのか、というのは私自身にとっても永遠の課題であり笑、まだ言語化する作業の真っただ中です。ただ、これまで主に行政機関や公的団体の皆さんとお仕事をさせていただき、そのフィードバックを頂戴する中で、公益的or社会的事業の政策・戦略面における「企画立案→遂行チームの組成→実働部隊(タスクフォース)」として介在する“政策・戦略のプロジェクト遂行パートナー”であることが、自分たちを活かすポジショニングになると考えました。
よって今年度は、より政策的な観点・思考を意識した事業や案件にチャレンジし、岩手の課題解決や価値向上につながる仕事を充実させたいと考えています。

(3)現場が大事なので動き回る(物理的に)
令和2年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、私自身もメンバーも身動きが取れない1年でした。私たち「いわて圏」は、岩手な人・モノ・コト・地域・場所等との”つながりの総量”が、様々な価値を生む源泉です。それが硬直化したり縮小するようでは、本来ありたい姿とかけ離れる一方だと気づきました。まだまだ新型コロナウィルスは予断を許さない状況ですが、細心の注意を払いつつ動き回り、現場から得られる感覚や感じ取るものを増やしたいと思っています。

常勤メンバーが増えます

先述しましたが、いわて圏の組織体制のシフト&強化には「常勤フルタイム」の社員やスタッフの存在が欠かせません。これは、これまでお仕事をしたクライアントさんや協働先の方からも、アドバイスいただいていたことでした。(ようやくです。笑)

この4月1日からJOINしてくれたのは、伊藤将太くん(写真中央)です。北上市出身の27歳。今年、東京から岩手にUターンして、いわて圏に入社する準備をしていただいていました。

画像1

【プロフィール】伊藤将太(いとうしょうた)
岩手県北上市出身・在住。県内の専門学校を卒業後、仙台市の社会保険労務士法人(人事労務コンサルティング)→都内の税理士法人(資金調達支援・起業支援)→人材系のベンチャー企業(人事および企業ブランディングを行うコンサルティング)など、様々な業種で新規事業の立ち上げと部門責任者を経験。これらの経験を活かし地元岩手へ貢献するため、2021年4月に一般社団法人いわて圏へ入社。プロジェクトディレクターとして企画提案や業務遂行を担当する。趣味はキャンプ、ドライブ、道の駅巡り。バスケットと料理が得意。
( twitter / Facebook )

基本的に佐藤と一緒に動いて回っています。お会いした際にはぜひご紹介させていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!

「いわて圏」の世界観・価値を、再提示する1年に

「いわて圏」は2018年、関係人口という概念に着目し、「人口が減っても岩手の産業・文化・社会を維持発展させることができる」地域のモデルや組織・事業の在り方をつくろう、と設立した会社です。

岩手の人口が減っても、県外から関わる岩手な人・モノ・コト・地域・場所との協力・協働関係やその仕組みを築ければ、愛する岩手という土地は、もっと色んな可能性を活かしながら、持続可能な故郷になっていくのではないか。

そんな仮説を実証してみたいという狙いがあって始まった会社です。

この1年は、コロナ禍が続く中で「いわて圏」という言葉の世界観を改めて言葉や事業で表現していき、クライアントだけではなく、“岩手な皆さん”にもっと届く取り組みを深堀していきたいと考えています。

私と伊藤の他にも岩手県内外に6名、ハーフコミットやリモートの複業スタッフ、プロボノスタッフ等がおり、計8名体制で令和3年度はスタートします。

雑談や相談ベースからでも、ご興味をお持ちの方がいらっしゃれば、コチラからお気軽にご連絡ください。

今年度も、どうぞよろしくお願いいたします!

【いわて圏】
 公式Facebook
 公式twitter


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?