あいさけの日本酒べんきょー会🍶vol.06
こんにちは!!i-Sake新メンバーの野中です🙋🏻♀️
「あいさけの日本酒べんきょー会」第6弾!では岩手大学2年の宮澤さんが先生をしてくれました!✨第6回のテーマはこちら⇩⇩⇩
「日本酒ってどうやって作られるの???」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本酒の原料はたったの3つ!
米、米麹、水だけです!!
日本酒の製造工程は以下の通り👇👇
①精米
ここでキーワードになってくるのが「精米歩合」です。精米歩合がわかれば、どのくらいお米の表面を削ったのかがわかります!
(例)精米歩合70%=お米の30%削った
ここで❓なぜ精米すると思いますか!?🤔
答えは「味が変わるから」です!👀
お米の内側には糖分が多く含まれていて、外側にはタンパク質や脂肪分が多く含まれています。精米歩合が大きいと、タンパク質や脂肪分が多く含まれることになり、適量であれば旨味になりますが、多すぎると雑味の原因になってしまうことがあります😭
そのため、お米の表面を多少削る場合が多いそう。
逆にお米の内側には糖分が多く含まれいるので、スッキリとしたお酒を作るときはたくさん削り、旨味が強いお酒を作る時はあまり削らないようにします
引用
https://sakemaru555.com/wp-content/uploads/2020/07/okome-zatumi-3.png
②洗米・浸漬
秒単位で管理している酒蔵さんもあるぐらい、重要な工程です
③蒸し
蒸すことで、「外硬内軟」になります
「外硬」→米粒同士がくっつきにくくなるため、麹菌が均等についてくれます
「内軟」→麹菌がお米の内側に菌糸を伸ばしやすくなります
④製麴
蒸し米に麹菌の種麹をふりかけ、麹を作る工程のことです
⑤酒母づくり
乳酸で、酵母を増殖する工程です
・昔ながらの方法「生酛」
乳酸菌が発生しやすい環境を作り、空気中の乳酸菌を取り入れ、増やしていきます。寒い中、ひたすらすり潰す、非常に過酷な作業😱
・現代主流の「速醸酛」
あらかじめ乳酸菌を入れるため、作業効率が上がります
⑥醪造り
⑦搾り
この工程で残ったカスが「酒粕」となります。搾り方にも色々な方法があるんですよ〜
⑧濾過・滓引き
滓引き→搾った後の不純物を取り除く工程
濾過→さらに細かい物を取り除く工程
⑨火入れ
60℃くらいに加熱し、低温殺菌を行います。またそれだけでなく発酵を止める効果もあります。貯蔵前と瓶詰め前の2回行うそう。
⑩貯蔵
⑪加水・出荷
日本酒作りの工程は以上になります!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここで問題⁉️
日本酒は普通のお米からも作れると思いますか?!?
実は、作れるのです!!✨
その代表的な例が東日本で主に作られていた「亀の尾」というお米から作られた日本酒!
日本酒って奥が深いですね〜
今回の勉強会の内容は以上になります!
次回もお楽しみに😁
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私たちが手植えした苗もすくすく成長中です!✨🌱
最後までお読みいただきありがとうございました!🙇🏻♀️
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回、書いた人間です↑(黒地に白い点々の服)
よろしくお願いします🙌
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?