ゲーセンの思い出 ④

 全国のDeltaBeatsプレイヤーの皆様こんにちは、iwate EVOLVED代表のびーたおです。
 …リレー記事だしノリも受け継ごうかと思いましたが、せやろかと思って一石を投じる役割を果たしておきます。
 元々は"代表が鳳、もとい大トリやろがい"ってメンバー全員書いた後に回されかけたのですが、寧ろ代表権限で複数回書いて結果的にトリになったら良くないかと早目に出てきました。

前略プロフィール

 昭和生まれと書くだけで大体分かっちゃう時代になっちゃいましたね。
音楽ゲームが生まれた頃(1987?)から既にゲーセンにいて、家庭用ゲームで言えばファミコン、1クレ50円のビデオ筐体が沢山置かれるゲームセンターがあった頃からぼちぼち遊んでました。
 小学生時代までは親の監視のもと遊びに行ってた、そんな世代です。

ここまでの思い出達

今までの記事はコチラ:

 さて、いい感じに世代もバラけてますし、テーマは"ゲーセンの思い出"なので多分"思い出"であれば時代問わずなんだろうなと解釈を拡大して、今回切り口を変えてみます。好き放題ですね。

19XX年、大阪にて

 色々とゲームセンターの話を見る中で、ふと私の中に蘇ってきた記憶が割と中型のアトラクション型の筐体。タイトルで言えば技能体とかその辺りですね。イライラ棒等、ゲームセンターと言うよりは"アミューズメント施設"にあったような存在ですが、一年に数回くらい近場の遊園地に連れて行って貰うのが楽しみだった子として、その辺の境界線が曖昧だった記憶があります。阿倍野の近鉄の屋上とかも大好きでした。
 話が脱線しますが元に戻して。昔々、大阪の南港ATCという施設に、SEGAが経営するそのタイプの施設がありました。当時の私からすれば"ゲームセンター"という括りの存在で、今振り返ると遊園地で景品が手に入るタイプのアトラクションコーナーとゲームセンターの中間くらいの何かです。
 イライラ棒だけが印象に残ってますがその他"ゲーセンでも見かけるタイプの筐体"が多数並んでおり、ノルマをクリアすれば景品が貰えるのですが、その確認は店員さんが手動で行う上、ゲーム中も店員さんが解説をして盛り上げてくるスタイルの場所。 
 気恥ずかしくて弟と母が何かを遊んで店員さんが忙しい間に始めたイライラ棒、ほぼ即ゲームオーバーになったのは今でも覚えています。

2019年、ミャンマーにて

 そんなことは頭の片隅に追いやられ、年に一度くらい海外のゲームセンターに足を運んでいたあの頃(コロナ禍前)、似たようなスタイルのゲームセンターに遭遇しました。
 DDRがあるらしいし今はビザ免除されてるらしいと、タイ経由で行ってみたミャンマーはヤンゴンのゲームセンター。各ゲームセンター毎に作られるチャージ用カードを旅の記念に収集しつつ、ぼちぼち遊んでいる中でのこと。
 店員が近付いてくる。そして現地の言葉で何かを言ってくる。日本でこの状況を想定するに何か怒られてるんだろうかと思って身構えるものの、対応がフレンドリー。
 コントローラーと画面を指差し始めて、これは遊び方を教えてくれているのだと気付きました。
 そのとき遊んでいたのはガンバァールの海外版らしき何かで、成績に応じてチケットが出てくるタイプなのですが、補助がなくても遊べるし、もしかすると追加でチップでも取られるのかなあと思いつつ言われた通りに遊んでみてゲーム終了。それ以降は何も無し。
 この経験後店舗内を見回すと、店員がプレイヤーに付きっきりで遊び方を教えている場面がチラホラ見えましたし、放っといてプレイしていてもプレイを見て反応をくれることもぼちぼち。
 一応"国際版"のゲームは多いものの、全世界何処でも英語であれば読めると言うことも無く、店員が人力でチュートリアルを行う文化なのかなあと考えつつ帰国しました。
 色々な国のゲームセンターには行ったけど、偶然か何なのかそういうスタイルのゲームセンターに出会ったことは無かったなあと反芻する内に、いや日本でも昔あったなと思い出した次第でした。
 ミャンマーではVRレーシングゲームを割安で体験しまして、日本で同じゲームを見てプレイ価格に唖然とした記憶もあるのですがこれはまた別のお話。

おわりに

 何の話やねんと思われたかも知れませんが、20数年を経て国境を越えて似たような体験をしたことが面白かったなあという、思い出と思い出の繋がりの話です。
 今一周回って個人経営レベルの、店舗とお客さんの距離が近いゲームセンターを応援しているの、ひょっとすると子供時代のそういう思い出が巡り巡って来ているのかも知れないと、人と人の繋がりというものに想いを馳せる昭和生まれ(そこ関係ある?)でした。
 ではまたその内。

ゲームセンター支援のお願い

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