見出し画像

名著の条件

名著の条件とは何だろうか?

1つの条件として何度も繰り返し読めることを挙げてみたい。勿論、誰かが決めたわけではなく、私の独断と偏見に過ぎない。思いつきといってもよい。

取り敢えず、これを条件に定めてみる。

するとどうしても推理小説は名作になり難い宿命にある。一度読んで犯人が分かってしまうと、二度目に読む際、一度目程の緊張感を持つことが難しいからだ。
松本清張やシャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパンのシリーズも色々読んで、結構好きなのだが、二度目に読む際に一度目の面白さを越えることはない。

もう一歩進めてみて、一度目に読んだ時よりも二度目に読んだ時の方新鮮が新鮮であること。これを名著の条件とすると、なかなか名著といえる作品は少なくなる。

ただ、最近すごい推理小説を発見したので、これはいずれ紹介することにしたい。

他人の評価はどうでもいい。毀誉は他人の仕事。
自分にとっての名著を幾つも持っている人は幸せだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?