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#402 製薬業界ネタ~“共連れ”ルールからPD-1/PD-L1阻害薬、JAK阻害薬除外へ

おはようございます!今週もよろしくお願いします。週末は春の陽気でしたが、すっかり今日は冬に逆戻りな感じですね。風が強すぎますね・・・週末はバスケットボールの天皇杯を観てきました。地元の千葉ジェッツが見事優勝ということで、会場も大変に盛り上がっていました!試合は途中から一方的になってきましたが、それでも会場全体がかなり盛り上がっていましたね。初めてバスケのプロの試合を観ましたが楽しかったですね。ジェッツの応援をしていきたいなと思いました。さてさて本日は「製薬業界ネタ~“共連れ”ルールからPD-1/PD-L1阻害薬、JAK阻害薬除外へ」です。

共連れの除外ルール

薬価改定の影響で共連れの除外ルールが初めて議論されました。以下、記事からの抜粋です。厚労省保険局医療課は3月13日に開かれた中医協薬価専門部会に、市場拡大再算定のいわゆる“共連れルール”からPD-1/PD-L1阻害薬、JAK阻害薬を除外することを提案した。診療・支払各側から大きな異論は出なかった。除外規定とされていた“競合性”の判断が個別品目で難しく、予見可能性が指摘されていたことを踏まえた対応。ただし、あくまで再算定の類似品からの除外であり、条件を満たせば市場拡大再算定は適応される。厚労省保険局医療課の安川孝志薬剤管理官は、「(類似品の除外領域を設定しても)医療保険財政の観点としても適切に対応できるのではないかと考えている」と説明した。厚労省は今後、類似品の除外領域について「中医協の了承事項」として別途取りまとめる方針で、さらに議論を詰める。

それ以外の品目は・・・

今回はPD-1とJAKと言うことでしたけど、これ以外にも同じMoAで共連れになる薬剤はありそうな気もしますね。確かにどれは除外されて、どれは除外されないのかってかなり微妙な気がするんですよね。この辺がどう線引きされるのか、結構、今後、議論にはなりそうな気がします。あと共連れが除外されても結局、単品で拡大再算定に引っかかれば、ちゃんと薬価が下げられるということは意識しておかないといけないですね。ただ薬価の予見性は上がると思うので、除外された企業の方はホッとしているのではないでしょうか。大きな変化でしたので、取り上げてみました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の薬価改定の中で話題に挙がっていたポイントだと思うので、今後もフォローしていかないといけないですね。確かに共連れって他社製品の売り上げがいつ再算定の基準に引っかかるのか気にしなきゃいけないし、正直、他社の事なので予見性が低いといわれたら、その通りだろうなと思います。今後、どこまでが除外されるのか、この辺のルールが議論されるとのことですので、フォローしていこうと思います。ではでは、また!


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