#428 製薬業界ネタ～【2024年版】製薬会社世界ランキング

おはようございます！今週もよろしくお願いします。先週は実はGW中に四十肩を発症してしまいまして、先週までかなり肩が痛く、ちょっと更新をお休みさせていただいていました。週末にはかなり落ち着いて今週は平常運転に戻りつつあるので、再開しました。初めての四十肩でしたけど、いや～夜も眠れなくなるくらい痛かった。。。びっくりしましたね～結局、動かすしかないようで、痛み止めを飲んだり、張ったりしながら動いていたら、何とかなってきた感じです。みなさんもお気を付けくださいね。さてさて本日は「製薬業界ネタ～【2024年版】製薬会社世界ランキング」です。

【2024年版】製薬会社世界ランキング

毎年、恒例の製薬会社のランキングの記事です。以下、記事からの抜粋です。2023年の売上高1位はスイス・ロシュ。672億7000万ドル（前年比8.2%減）を売り上げました。新型コロナウイルス感染症治療薬「ロナプリーブ」の需要減などが響いたものの、眼科用VEGF/Ang-2阻害薬「バビースモ」（26億ドル、324％増）や多発性硬化症治療薬「Ocrevus」（71億ドル、13％増）といった新製品が好調でした。2位は601億1500万ドル（1.4%増）の米メルク。抗がん剤「キイトルーダ」が前年比19％増の250億ドルを売り上げ、新型コロナウイルス感染症治療薬「ラゲブリオ」の販売減をカバーしました。3位の米ファイザーは、新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」が70%減、新型コロナ治療薬「パクスロビド」が93%減となり昨年首位から後退。売上高は584億9600万ドルで41.7%の減収となりました。コロナ関連製品を除くと売上高は前年から7％増加しています。

コロナ特需が去って・・・

コロナ特需明けで少しランキングが落ち着いた印象です。メルクが強いですね。なんだかんだいってもブロックバクターを持っている会社が強いんだなという印象です。そうなると肥満領域のリリーとノボが今年は11位、12位でしたけど、来年あたりから上位に顔を出してくるのかなと思っています。日本勢は武田の13位が最高ですけど、最近の業績を見るとかなり厳しい印象ですね。そう考えるとノボなんかは本当に頑張っているんだなと思いますね。日本もそういう薬剤を出せる会社が出てくると面白いんですけどね。そういう意味では第一三共のADCあたりが期待されるところなのかもしれません。来年のランキングも注目です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？こうやって見てみると医薬品の業界って規模が小粒だなと思いますね。1位のロシュですら700億ドル規模ですからね。マーケットとして全世界の人をサービスの対象にしているわけではないので（病気の治療なので）、このくらいになるのは当たり前なのかもしれないですけどね。ビジネスだけを考えるともう少し広くヘルスケアを捕らえて見た方が良いんだろうなと思ったりします。これまでのビジネスモデルではないやり方が出てくるともう少しマーケットの規模も大きく出来るのかもしれないなと思いました。ではでは、また！

【2024年版】製薬会社世界ランキング―ロシュが3年ぶり首位…2位にメルク浮上、ファイザーが3位 | AnswersNews