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#434 製薬業界ネタ~23年度国内医療用薬市場

おはようございます!今日も良い天気ですが、昨日みたいに暑くなるんですかね。。。すでにかなり暑くなってきている気がします。エアコン入れるかどうか悩んだんですけど、さすがに早いかなと思って我慢しました。テレビで言っていたんですけど、今年の夏もかなり暑くなりそうだとのことで、いや~参りますね。娘も保育園でそろそろプールの季節になるなと。本人はプール大好きなので、とても喜んでました。あっという間に夏になっていきそうです。さてさて本日は「製薬業界ネタ~23年度国内医療用薬市場」です。

23年度国内医療用薬市場

この季節、恒例の国内医療用医薬品市場のネタです。以下、記事からの抜粋です。IQVIAは5月21日、2023年度(23年4月~24年3月)の国内医療用医薬品市場が薬価ベースで前年度比3.7%増の11兆3707億円となり、過去最高額だったと発表した。抗腫瘍剤市場で高成長が続いたほか、糖尿病や慢性腎臓病(CKD)の治療薬、インフルエンザや新型コロナの治療薬の伸長なども国内市場の成長をけん引した。製品売上1位はキイトルーダで、3年ぶりに首位を奪還。これまで1位だったオプジーボは24年1~3月に4.2%の減収となったことが響き、2位に後退した。オプジーボは4月に市場拡大再算定の類似品として15%の薬価引下げを受けており、1~3月に買い控えが起こった可能性がある。

そこそこ堅調なマーケット

なんだかんだいいながら、国内市場もそこそこ堅調な印象です。ただ売れている品目がかなり入れ替わっているので、企業のポートフォリオによって、かなり景気がいいところと悪いところがハッキリしてきているんだと思います。あいかわらずオンコロジー領域が堅調なのと、糖尿病とCKDが成長ドライバーになっているようですね。こうなってくると抗肥満薬も今後、伸びてくると思うので、世界と同じく、オンコロジーと肥満・糖尿病あたりがしばらくはホットになるんだろうなと思いました。あと国内市場でも外資系メーカーの存在感がどんどん増しているように思いました。いよいよ製薬産業も日本としては転換点に来ているんだろうなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?思っているより、日本のマーケットが悪くなっていない気がしました。確かに高齢化という要因があるので、人口が減ってきた影響よりも、そちらの方が大きくてマーケット全体はしばらくは維持されるのかもしれないですね。もちろん社会保障費の分配がどうなるか次第だと思いますが。あと日本の製薬産業は本当に転換期に来た印象です。もう少し整理してある程度、グローバルで競争できるサイズの企業を作らないと共倒れになるんじゃないかなと思ってきました。その辺も要注目ですね。ではでは、また!


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