見出し画像

#452 製薬業界ネタ~米リリーのアルツハイマー病薬ドナネマブ、FDAが承認―エーザイのレカネマブと市場競争へ

おはようございます!本日もよろしくお願いします。今日はかなり暑いですね~何とこういう日に限ってオフィス出社です。。。ちょっと嫌になりますよね。まあ仕方ないと思いますので、午前中は家でやることやって、午後から出社しようと思います。明日も外勤の予定が入っているので、何とかあと2日、暑いとは思いますが、乗り切りたいなと。今のところ、体調もだいぶ回復したので、頑張れそうだなと思っています。やっぱり体が一番、大事だなと思いました。さてさて本日は「製薬業界ネタ~米リリーのアルツハイマー病薬ドナネマブ、FDAが承認―エーザイのレカネマブと市場競争へ」です。

ドナネマブ、いよいよ承認

いよいよレカネマブの競合品がアメリカで承認されたようです。以下、記事からの抜粋です。米FDA(食品医薬品局)は7月2日、米イーライリリーの早期アルツハイマー病治療薬を承認した。アルツハイマー病の新興を遅らせる治療法の承認は、エーザイのレカネマブ(製品名・レケンビ)に次いで2例目だ。「Kisunla」の製品名で販売されるドナネマブの承認は、FDAの諮問委員会の勧告に沿ったものだ。諮問委の専門家らは、早期アルツハイマー病患者に対する同薬の投与はベネフィットがリスクを上回るとし、承認を満場一致で支持した。ドナネマブは、エーザイと米バイオジェンが販売する競合薬レケンビ(1年前に承認)と同様に、疾患の関連するタンパク質アミロイドβを脳から除去するよう設計されている。ドナネマブは、脳スキャンでアミロイドプラークの除去が確認された場合、投与をやめることができる。この点が両剤の大きな違いだ。

投薬を中止できるのは・・・

なるほどな~と思いました。レカネマブと比較して、効果が確認できた場合、投与を中止できるのは、大きいような気がしますね。副作用もそれなりに出ると思いますし、中止を検討できるのは大きいかなと。あと薬剤費もバカにならないと思いますので、中止できるのであれば、中止したいという患者さんやご家族は多いのではないでしょうかね。保険財政上も途中でやめることができれば、それ以降は財政を圧迫することもないわけですし、行政としてもありがたい話かなと。今後、マーケットに出て、実臨床でどのように両剤が評価されていくのか、注目ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日はアルツハイマー治療薬のドナネマブについて紹介しました。日本でも承認申請中ということですので、近いうちに承認されるだろうなと思います。我々の世代がこの薬のお世話になる頃には、薬剤の治療上の位置づけなんかもはっきりしてきて、BSなんかも出ていたりして、非常に良い環境で治療が受けられるかもな~とか妄想してしまいました。いずれにしても良い治療法が出てくることは本当に良いことだと思いますので、実臨床での評価にも注目したいと思います。ではでは、また!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?