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#412 製薬業界ネタ~小林製薬が会見 紅麹サプリで健康被害拡大

おはようございます!本日もよろしくお願いします。朝からクライアント、グローバルとの会議で既に仕事終了モードに入ってますね。英語でのディスカッションを相手が変わりながら、2時間ってなかなかしんどいですね。最近、機会が減ってきていたので、余計に疲れたんだと思いますね。やっぱりアウトプットする機会を増やさないといけないなと思いました。グローバルの方にメンターになってもらえるといいんですけどね。定期的にお話しできる機会を作ろうと思いました。さてさて本日は「製薬業界ネタ~小林製薬が会見 紅麹サプリで健康被害拡大」です。

紅麹問題・・・

製薬業界でくくるといやがる方もいるかなと思いましたし、もう少しハッキリしてから取り上げようかなとも思いましたが、大事になったので取り上げます。以下、記事からの抜粋です。小林製薬の小林章浩社長は3月29日、紅麹成分入りのサプリメントを巡る健康被害の拡大を受けて大阪市内で記者会見に臨み、「非常に多くの皆様にご心痛、ご不安を与え、社会問題にまで発展していることを深くお詫び申し上げる」と陳謝した。会見は、健康被害が明らかになってから2回目。死亡例が出てから初めて開かれた。この日の会見で同社は、紅麹サプリ摂取との関連が疑われる死者は70~90代を含む男女5人、入院者数は114人に上っている(3月28日22時時点)と報告した。健康被害を受けた患者の医療費などの費用を負担するほか、取引先に関しても自主回収や廃棄にかかる費用を補償する方針を表明した。

製品の規格って・・・

以前に細胞治療の件でも書きましたが、製品の規格って非常に大事だよなと思います。化成品は規格を作りやすいですが、細胞製品みたいなものは成分もたくさんありますし、規格を規定するのも大変だと。医薬品ではないですけど、紅麹も培養した成分を精製したり、濃縮したりして原料にするんだと思いますが、成分数も多いでしょうし、規格を決めて管理するのが大変だと思うんですよね。特にカビの場合、毒素をそもそも生成することがあるわけですし、ちゃんと管理するべきなんだと思いますが、大変なことになってしまいましたね。原因究明が待たれるところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?機能性食品にかんしては少し規制を緩めすぎたのかもしれないです。今後はこの辺の規制に関しても議論されるだろうと思いますね。もちろん被害拡大の防止、被害者の方の救済が先だとは思いますが、品質の管理方法などの議論は未来に同じような事例を生まないためにも議論して欲しいなと思った次第です。医薬品でも同様で、特にジェネリックではコストを下げるプレッシャーが大きい中、品質をどうやって維持するのかは大事なポイントだと思っています。しっかりその辺も価格に転嫁できるといいと思うのですが。。。ではでは、また!


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