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#469 製薬業界ネタ~10年連続減少のMR、1人あたり生産性は1.6倍に…相次ぐリストラ、削減どこまで

おはようございます!今週もよろしくお願いします。週末は、娘のダンスの発表の場がありまして、ちょっと自宅から離れた会場まで行ってきました。めちゃくちゃ暑かったけど、一生懸命ダンスをしている娘を見て、ほっこりしました。秋にかけてイベントがたくさんあるので、頑張って応援していきたいなと思います。少し暑さも和らいできたような気もしますし、私は運動不足になっていたような気がするので、しっかり運動をして体力を付けるようにしたいなと思います。さてさて本日は「製薬業界ネタ~10年連続減少のMR、1人あたり生産性は1.6倍に…相次ぐリストラ、削減どこまで」です。

10年連続減少のMR。。。

最近、業界内のリストラが続いていた理由かなと思う記事です。以下、記事からの抜粋です。MR認定センターの「MR白書」によると、2023年3月末時点の国内のMR数は前年度比2963人(6.0%)減の4万6719人となりました。業界全体で削減が続く一方、1人あたりの生産性は上昇。23年度は2.43億円となり、この10年間で1.6倍に拡大しています。MR数の減少は10年連続。この間、約1万9000人が営業現場から姿を消したことになります。23年度は特に大手企業で減少が大きく、MR数1000人以上の企業で11%減りました。大手の国内売上高は停滞もしくは減少しており、早期退職者の募集も含め営業の効率化に向かって人員の調整が進みます。後発医薬品メーカーも大きく減らしており、日本ジェネリック製薬協会加盟企業では14.9%減少。こうした状況に白書では「医療関係者からの期待に応えられるか」との懸念も示されています。

国内市場の低迷が原因か?

国内の市場が伸び悩んでいるので、その分、営業はいらないという流れかなと思います。そもそも医薬品業界の営業ってやれることも限られていますし、その辺の業界内の商慣習の変化みたいなものも影響しているんだろうなと思います。一方で安全性監視という観点では現場の方が少なくなった場合、適切に副作用情報などを吸い上げられるのかという不安材料もあるのかなと個人的には思いました。別の方策で、もちろんこの辺の活動をカバーすることも出来るとは思いますので、これまでのやり方がいいという意見ではないですけど、医療現場に近いところにいる企業側の人間が減ることは事実かなと。どうなっていくのか見守りたいなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?業界内の生産性のお話でした。適正なリソースがどのあたりなのかってなかなか難しい問題だなと思います。製品ごとに手間のかかり方も変わってきますし、一律で決められない部分もあるかなと。ただ一般的にみると医薬品業界のリソースはかなり多く投下している印象ですので、適正な方向にいっているといってもいいかもしれません。ただ商品が特殊なので、やっぱり業界横並びで比較するのも変な気もしますし、なかなか答えが出ない話なのかもしれませんね。今後の動向もフォローしていきたいと思います。ではでは、また!


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