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西方の海を感じるクラフトコーラパーティータイム炭酸瓶

イワシビルからクラフトコーラシロップパーティータイムが誕生して3年。満を持して、そのまま飲めるクラフトコーラパーティータイム(以下、パーティータイム)の炭酸瓶ができました。
当社初の炭酸飲料です。

パーティータイムとはいったいどんな飲み物なのか?
清涼飲料チームの炭酸瓶誕生までの開発の道のりとは?

製造を担当する下園薩男商店の清涼飲料チームの西澤さんと下田さんに話を聞きました。

クラフトコーラパーティータイムとは?

パーティータイムは、北薩にある西方にしかたの海をイメージしたクラフトコーラです。
青い海と空が気持ちの良い海水浴場もあり、夕方には燃えるような夕日が水平線に沈んでいきます。その景色は息を呑むほど美しく、地元の方や観光客までが立ち止まって夕日が沈み切るのを見届けるほどです。

柑橘をしっかり感じられるソルティコーラ

北薩の港町―阿久根にあるまなべみかん園のノーワックスレモンと温州みかん、陸の宝島・岸良の辺塚だいだいの3種類の柑橘を使用したパーティータイムは、柑橘がしっかり効いた甘すぎないコーラです。
クラフトコーラには珍しく塩味を前面に押し出し、“ソルティコーラ”と呼べるほど、甘さよりも柑橘の爽やかさと塩味をしっかりと楽しめるのが特徴です。塩も北薩エリアにある甑島の竜宮の塩を使用しています。

西澤
「柑橘といえば愛媛のイメージも強いですが、鹿児島も柑橘の生産量は全国の中でも上位に入ります。鹿児島の海沿いのまちで育った柑橘類の風味をふんだんに感じられるのは大きな特徴です。柑橘と塩。まさに鹿児島の海に囲まれているようなクラフトコーラになっています」

もう一つの特徴は、原料に甘茶を使っていること。釈迦の生誕祭でも飲まれる甘茶は、名前の通り甘いお茶です。

下田
西方極楽浄土さいほうごくらくじょうどの言葉の通り、極楽は西方にある。西方違いではありますが、西方にしかたの海をイメージしたパーティータイムでちょっと疲れたときにリフレッシュできますようにと想いを込めています」

炭酸瓶が登場

クラフトコーラシロップパーティータイムが誕生してから3年。シロップをもっと手軽に楽しめるように、そして、たくさんの方に楽しんでもらえるきっかけをさらに作っていけるようにという想いから、満を持して1回飲み切りサイズの炭酸瓶が完成しました。

シロップが自宅でいつでも自分の好みの楽しみ方ができる一方、炭酸瓶は、手軽に西方の海を目の前で感じながら味わうことができ、刹那的で限定的な瞬間を楽しめるのが魅力です。

西澤
「パーティータイムは西方の海をイメージして作られています。
これまではシロップのみの販売で、買ってもすぐには飲めませんでした。せっかく西方の海を目の前にしているのに、その海をイメージしたクラフトコーラは飲めない。これはとてももったいない!」

西方の海を感じながら、そこで生まれたコーラを飲むというのはパーティータイムと西方の海が生み出す体験価値。
忙しい日々の中で、癒される瞬間をちょっとでも思い出したとき、「また明日も頑張ろう」と深呼吸をして肩の力を抜く。パーティータイムを通して、日々のリフレッシュに寄り添います。

おすすめのシーン

毎日のリフレッシュ時間にも寄り添うパーティータイムですが、開発・製造を担当する西澤さんは、西方の海を知らない人たちにもフォーカスしていました。

西澤
「パーティータイムの炭酸瓶は、すでに西方の海を知っている方はもちろんなのですが、普段は都市部や海外に住んでいて、旅で西方に来た人にもぜひ飲んでほしいです。
北薩には夕日の美しいスポットが多くあります。たまたま西方を通って宿泊した先のこのまちで、海へ沈んでいく夕日を眺めながら飲んで、このまちの雰囲気を感じてもらえるとうれしいです。ただの通りすがりのまちが、夕日と海の情景と柑橘と塩の風味で「いい場所だったね」と最後にほっと一息つくような瞬間を届けたいと思っています」

知っている人も知らない人も、西方の海を好きになり、心と体の拠り所になる。そんなきっかけになっていけるように、これからも心と体が踊りだすようなリフレッシュ時間をパーティータイムを通してお届けします。

開発裏話:炭酸飲料開発までの道のり

西澤
「私が入社したときには、すでに炭酸飲料の設備が整っていました。しかし、その設備には仕様書がなく、誰も設備の使い方がわからない状態で炭酸飲料開発は始まりました」

設備を動かしても、最初は炭酸が一切入ってくれないところからスタート。
各部がどのような動きをするのか一つ一つ確認し、どのように操作すれば炭酸が入るのか、試行錯誤の日々を過ごしました。

設備を解明していくこと約半年。
ついに炭酸をスムーズに充填できるようになり、当初に比べると現在は倍の本数を安定して製造できるようになりました。
生産性も上げながら、安定した品質で製造できるようになり、ついに初の自社炭酸飲料、クラフトコーラパーティータイム 炭酸瓶の製造・販売に辿り着きました。

新たな取り組み:自社ブランド商品の開発

OEM製造で活躍する清涼飲料チーム。下園薩男商店の直営店のイワシビルや山猫瓶詰研究所のシロップ・炭酸瓶製造も担う中で、新たに、自社ブランドの立ち上げに向けて取り組み始めていました。

西澤
「自社ブランドを立ち上げることでOEMでも透明性が図れると感じています。こだわりなど製造の裏側も発信しやすいし、それらが見えることでOEMを考えている企業も今より安心して問い合わせができると考えています」

自社ブランドを立ち上げるべく、まずは2種類のシロップの開発に取り組んでいます。

西澤
「ありがたいことにOEM製造も増えていて、ここに加えて新しいアクションとして、居酒屋やカフェなどの飲食店に自社ブランドのシロップを提供できないかと考えています。
飲食店に業務用として提供し、よくあるコーラやジュースではなく、クラフトドリンクとして提供することにより、他のお店との差別化につながるよう貢献したいです。ゆくゆくは、その飲食店オリジナルのシロップ製造も提案できるよう体制を整えていきます」

立ち上げと並行して考えているのが、イベント企画です。

下田
「来年の春~夏に、パーティータイムを多くの方に知ってもらえるようなイベントを開催しようと思っています。ドリンクとしてだけでなく、かき氷のシロップや、製造時に出るスパイスを使ったお菓子などの販売も考えています。自社ブランド立ち上げに向けて、イベントのみならず広報戦略を考えながら、皆さんに知っていただけるように頑張ります!」

さまざまな切り口から、シロップ・炭酸瓶を展開していく清涼飲料チームの取り組み。今後も皆さんに応援していただけると心強いです。


パーティータイム炭酸瓶は、イワシビルと下園薩男商店オンラインショップでお求めいただけます。

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