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長女への 《そわそわ》 -幼児期間もあとわずか

「かわいい盛りですね。」

 子どもの話をすると、頂く言葉。

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「居場所が無くならないよう、頑張ります!」

 三姉妹の父親の常套句。

 いずれもお決まりの挨拶。分かってはいるものの、本格的に意識することは無かった。

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 20代中盤の社会人が「お腹出てきました」と言う、あの感覚に近い。

 「お腹出てきた」と言いつつ、食事なり運動なりちょいと対策すれば1日足らずで引っ込むことを知っている。言葉に焦りはない。

 それが30代になると、世間一般でいう「お腹でてきた」がしっかりジブンゴトになり、本格的に意識し始める。

今がかわいい盛り、パパの居場所が、

 この点も最近、ジブンゴトの入口に近づきつつある。意識し始めた、今日はそんな話。

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 夏休みを終え、三姉妹みな、なんだか大人になったなぁと感じる。

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 特に長女。小学生へのカウントダウンも、気付けばあと半年くらいになった。ランドセルも既に実家にあり、私の両親が渡すタイミングを待ってくれている。

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このお二人も欲しがるので、とりあえず待機中(写真は、はりきってランドセル工房へリサーチに行った昨年末)

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 長女は、夏休みの目標に「毎日勉強」を掲げた。逆上がりでも、片付けでも、お手伝いでも良かったのだが、小学生への憧れが強い彼女は、迷わず一択だった。頑張れ~と微笑ましく思っていたら、本当に毎日実施し、その習慣は現在も続いている。

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 我々夫婦合わせて家族の中でダントツに真面目な彼女。私がお爺さんになったら「お父さん、大した財産無くてもしっかり遺言書いてよね。」と急かす絵が浮かぶ。

 3月生まれで学年では一番遅い誕生日でも、2歳児の頃から既に2人の妹がいた環境。しっかり者になるだけの場数を踏んでいるのだろう。。

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 妹の家庭教師(熱血指導)もつとめる😂

 小学校受験するわけでもなく公文や塾にも行っていないので、勉強は家庭学習。流行りのタブレットではなく、親が問題を作ったり、市販のドリルを用いたりする原始型(タブレットやゲーム要素が多いと下の子もやりたがり揉めるため)。

 その中で毎日取り組んだ学習が「にっき」だった。

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 その日の出来事を思い出し、3~4行くらい書く。妻が提案したこの学習が、長女に合っていて、字を書くこと、読むこと、振り返ることが格段に成長した。小学生以上の夏休み課題の定番だが、ちゃんとやると効果あるんだなぁ〜としみじみ。

 長女は小さい頃から絵本がハマらなかった。私も妻も本が好きなので、残念だな~と思いつつ、あれこれ絵本を読んでは、まあしょうがないか・・と割り切っていた。(一方、下の双子さんは絵本好き)

私の書く絵本は本人が主人公なので、さすがに何十回と読んだ😅

 それが日記習慣ができてから、絵本や図鑑への関心が急上昇!

 字がスラスラ読めるから途中で飽きない。自分も文章を書くから、いろいろ読んでみたい様子。

 なるほど。(noteに通じますね)

 長女に対して、私は「過保護のカホコ」。今までも、離乳食食べないね、まだ歩かないかぁ、言葉が遅い、友達と遊ばない、幼稚園行きたがらない、絵本を読みたがらない・・・。
 「そのうちね」の「そのうち」が来るまで毎回《そわそわ》。「そのうち」が来なくたって、それも「個性」と頭で分かっていても、やっぱり《そわそわ》。そんな私の《そわそわ》は、いつも気付けば成長とともに消えていった。

 《そわそわ》はこれから10年、20年、今とは全く異なる形で常々付きまとうだろう。《そわそわ》で済まない場面も・・

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 しかし、この数か月、若干《そわそわ》のカタチが変わってきた。 

 例えば、逆上がりの特訓をしていると、できるかな?と《そわそわ》するが、その《そわそわ》を静止させるような本人の表情、言葉が入る。

長女「今のは、蹴りが足らなかったなぁ。・・・もう1回!」

 本人の明確な「こうしようかな」。その先に、やはりできた!が待っていた。
 先程の絵本についても面白そうかどうかだけじゃなく

長女「文字が多いけれど、読んでみようかな。挑戦だな!」

 と呟いた。

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 《そわそわ》はするけれど、自力で頑張ってる。図解のように、なんだか頼もしい感じになってきた。

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 私はここのところ休日出勤、連勤が続いている。以前は「やだー、つまんなーい」と拗ねていたが、最近は、

「パパは、本当、お金数えるお仕事が好きだね。大変だね〜。」

 とすまし顔。

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休日出勤の日の日記はなかなかドライだが、自分なりに「ぎゃあぎゃあしなかった点」を評価している様子。ごめんね。

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 いつまで経っても子どもはかわいいだろうが、「幼児としてのかわいい盛り」。これはもうすぐ卒業なのだろう。

 下の双子は「幼児としてのかわいい盛り」ど真ん中。妹たちを見て、甘えたくなったらいつでも甘えてくださいなと、心の中では腕を拡げて待っている。

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 幼児から少女へのカウントダウン。

 頼もしさとともに「No thanks.」「ベタベタで嫌ー」と言われることも受け入れる。さて、本格的に準備しなくちゃな《そわそわ》。

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◼️ おまけ

 先日投稿した #また乾杯しよう

 100件以上のスキ!で、驚きましたが、もう一つサプライズが。私の書いた挿絵。

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 これは実は娘たちのスケッチブックと色鉛筆を借りて描いたので、そのままおもちゃ箱に返したところ・・

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 子どもたちが見つけて、デッサンのデッサンをしたようです😂

 娘たちよ、ビールを描くのにオレンジと黄色を用いたところ、よく気付いた!しかし、ビールの練習ではなく、これからはジュースにしよう。幼稚園では描かないでね 笑。

#育児 #子育て #三姉妹  

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