きーろレシピ(4)「スパイスオープンいなり」
毎日おうちにいる時間が長いので、普段は絶対につくらない面倒な料理をしてみたくなりました。
花見シーズンだったのと、最近ビリヤニが気になるお年頃なので、鯖缶を使ったビリヤニを酢飯代わりに、いなり寿司をつくってみたいと思います。
キッチンドランカーの今回のお供は珍しく日本酒(山形県、楯の川さんの純米大吟醸「無我」)です。
音楽とお酒はだいたいジャケ買いですが、外れたためしがないので、そろそろ特技認定してもいいかなと思っています。
それでははじめます。
材料(3人分)
◎鯖缶ビリヤニ
・バスマティ米 3合
・水 450cc
・鯖の水煮缶 3つ
・青唐辛子 1本
・玉ねぎ 小1個
・にんにく 2片
・しょうが 3片
・クミンシード 小1.5
・マスタードシード 小1.5
・サラダ油 大1
・塩 適量
◎おあげさん
・油揚げ 10枚(いなり用に半分に切って、開いてあるもの)
・しょうゆ 大2
・砂糖 大2
・みりん 大2
・水 250cc
・だしの素 小1
準備
1. バスマティ米は軽く洗って水に30分くらいつけてから、ざるにあげておきます。
2. おあげさんを煮ます。
油揚げは熱湯をかけて油抜きをしておきます。
材料をすべて鍋に入れ、2分ほど煮て、鍋のまま冷まします。
3. 青唐辛子、しょうが、にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。青唐辛子はとりあえず1本にしたのですが、3本くらい入れてもよかったかもです。
つくりかた
1. 鍋にサラダ油をひき、クミンシード、マスタードシードを入れ、火にかけます。(ちなみに鍋は、前回無水鍋を使って失敗したので、今回はル・クルーゼを使います。)
2. スパイスのまわりから泡がふつふつと出てくるまで待ちます。
3. 青唐辛子、しょうが、にんにく、玉ねぎを加えて、玉ねぎが透き通るくらいまで中火で炒めます。
4. バスマティ米をくわえて、軽く炒めます。
5. 水、塩、鯖の水煮缶(汁も全部入れます)を加えます。
6. 強火で沸騰するまで待ちます。
7. 沸騰したら、ふたをしめて中火で15分くらい煮ていきます。火を止める目安は、勘です。ですので、集中するためにここでビールを飲みます。
8. こんなもんかな、というところで火を止めて、ふたを開けて中を確認して良さそうだったら10分ほど蒸らします。(水分量が多そうだったら、上の写真のようにふたを少しずらして蒸らします)
9. いい感じでできました。(ビリヤニは多めに作っているので、まず、このまま出来立てを食べてください。スライスした紫玉ねぎとパクチーを添えると至高のお昼ごはんになります。)
10. 冷ましたビリヤニをおあげさんにつめていきます。ビリヤニはパラパラなので、本当はふたを閉じたほうが食べやすいと思うのですが、今回は「映え」のためにふたは閉じません。
11. 上に好きなものをのせていきます。「パクチーときゅうりのココナッツサラダ」「ほたるいかとせりのお浸し」「カマンベールチーズと大葉」をのせてみました。
12. 桜を想像しながら、ひとり静かにいただきます。
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