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好きなホラー・サスペンス作品の方向性を考えてみる。

先日からホラーとかサスペンスの方面書くのどうよ?と思ってそれっぽいものをゴソゴソと書いてみたりしていたわけですが、そういえばあんまりホラー・サスペンス方面での自分の好みって深掘りしてないな…?と思ったので意識して考えてみることにしました。


自分の本棚を改めて見てみた。


改めて自分のこれまでの人生とその方面の関わりってどんなもんだったっけ…?と思ったので、本棚の本の中から「特に好みに根差してそうな小説たち」を引っこ抜いてみました。

・夢野久作先生
・江戸川乱歩先生
・横溝正史先生
・赤川次郎先生
・貴志祐介先生
・山村美紗先生
・東野圭吾先生

作家名だと以上の先生方の本で、明確にぽいジャンルの本となると、角川文庫か角川ホラー文庫、創元推理文庫かな…。あと少しハヤカワとか。ホラーと思ったけど、これはホラーというか、どっちかといえばミステリーの本になるのかな…?こう、直球のホラーの本って実はあんまり読んでいないのかもしれないですね私…。角川のホラーで持ってるものは貴志先生と夢野久作先生のみだし。貴志先生は語り口も含めて好き。夢野先生は本当に好きとしか言えない。

いやでもこれ「ミステリーの作品の中のホラーとサスペンスの部分」に特に惹かれてるのかもしれない…。いやそれとは別に「謎解き」も嫌いではなくて。でも「捜査」自体が好きなところもあって。鑑識とか。警察とか探偵という「仕事もの」とか、そういう意味でも好きで。あと、人の狂気みたいなものも好きで「人間怖い系」が好きなのは確かで。もう夢野久作先生が全てを物語るわけですけども。あと、フェチみたいなもの、これも執着という狂気を感じるんですよね。乱歩先生方面ですね。東野先生はちょっと純文っぽい感じも好きだったり。

それと小説ではない本として詐欺辞典とか過去の犯罪についての記録本とかも本棚にあったりするので、犯罪心理的なものに興味があるのだとも思います。犯人主人公や、サイコパス的な思考する主人公の物語も好きですね。これも人間怖いの部類の趣味なのかもですが。

あまり海外もの見ないのに(訳の人が合わないと読めないため)、あえてのバリー・ライガ先生の「さよなら、シリアルキラー」の、シリーズ3巻分全部読んでるのもそっちの趣味ですね。これは青春ものとしても好きな感じでした。親とバトる展開も含めて。


火曜とか土曜とかに放送されていたワイドだったりサスペンスだったり、なかよしだったり。


あと、やっぱり映像化されている作品の作者様がほとんどですね。小説でもですが、本当に土曜とか火曜とかのワイドなサスペンスですよね…。日曜昼の再放送とかも。中学生の頃とかにすごい好きで見てたんですよね。親は当然あまり見せたがらないわけですけども。突発的にエロシーン出てくるし。笑。

だからミステリー作品の謎解きやトリックも当然見てたんですけども、こう、金田一とかの戦前と戦後直後特有の混沌な時代感とかも好きで。現場のおどろおどろしい雰囲気とか、人が思い詰めて凶行に走るさまとか。あと単純に警察の人が足で捜査するさまとか、犯人が犯罪心理を吐露するさまとか、そういうものを好んで見ていたんだと思われます。エログロナンセンス的な。

あと、時刻表トリックとかも、なんか好きだったんですよね。ここで乗り換える!その際に別人に見える変装を…とか。詐偽行為が、好きなんですよね…人が人を騙すという。

サスペンスといえばの山村美紗先生は紅葉さんもセットで好んでいるところがあり…。なんか見ると安心する。笑。小京都小京都。

赤川次郎先生はあれですね、なかよしで漫画化されてた作品+ドラマの三毛猫ホームズあたりで、初めてミステリーに触れましたね。ホワホワ恋愛もの漫画の隙間にあった「人死にや事件や警察出てくる展開」に弱かったです。

なかよしだと他にも野村あきこ先生の「プライベートアイズ」とか「神様のこどもたち」とか「倫敦館夜想曲」あたりが犯罪・事件捜査もので大好きで。あの当時のなかよしではわりと軽めのミステリーやって下さってたので、すごい読んでました。その後のなかよしの路線変更か何かでゴソッと好きな先生方が執筆やめてしまわれたのがとても残念でしたね…なんか子供目線でも分かってしまうくらいのモメてました感あったので当時…。野村先生は原作無しであれ全部考えて書いていらしたのかな…今でもコミックス持ってる。捨てられない、すごい…。すごい損失だったよ編集部さん…今言ってもだけど…。

トリックとか暗号とか警察仕事系とか、うん…難しいよね。


こういう自分の好みの傾向を考えてみると、自分の適性ジャンルとしては人間怖い系のホラーやサスペンス、警察小説、ミステリーなどの方面なのかな…とは思うのですよね。

ただ、ミステリーはね…トリックだよね。トリック書けないと意味ないよね。でもトリック考えられるほどの脳みそないよね!というのが困ったところです。数年に1つくらいでヘボいのならギリギリ考え付くかもしれないけど…。継続性が可能かと言われると厳しそう。読むのは好きだけど!書くのは難しい…!使い古されたトリックを新しく利用、くらいならギリギリいけるかもだけど、全くの新しいトリックは考えられないと思われ…。

あと、依頼されて捜査して隠し部屋とか宝にたどり着く系の話もミステリー捜査系にはあると思うのですが、暗号系とかクイズ系…。これも読むのは好きだけど書けるか分からないやつですね。こういうのってたくさんミステリー本を読み込んだからってすぐできるものでもないと思うので。才能だいじ…。

もし頑張って少しでも書けるようになれたなら、最高だよなぁ。とは思うのですが…こういうのって鍛えられるもんなんだろうか。

警察小説は、自分が書くなら、お仕事もの×社会派方面に強く寄ると私の好みの話とは違うものになりそうです。基本的に「正しいもの」より「正しくないもの」の方が好きな人間なので、むしろ犯罪者側とか警察辞めた人の方に興味持ちそうで。直球の警察もの好きが好む王道展開には行かなそう…。許容されるのかなぁ。怒られそう。

何にせよ、もっと先人の本を読むべきなのでは。


もろもろ語ってみましたが、やっぱりもっとインプットしないとですね…。圧倒的にこの方面の読書量が足りてない感があります。今までも読んでたのは読んでたけど、自分がそれを書くことは考えてなかったというか。そもそもホラーも人間怖い系だけじゃないですし。しばらく持っている本を読み返したり新規で本を買ったりするターンが続きそうです。やっぱりまずは角川のホラーとかミステリーあたりかな…。

ホラー・ミステリー・警察もの界隈で何か猟奇なやべーキャラがいるオススメ作品などありましたら、是非コメントなどでお寄せください。笑。読みますんで!



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