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数学をことばにしよう:多項定理

鈴木貫太郎さんの数学動画です。今回も数学をことばにして、解説してみたいと思います。

多項定理により、p+q+r=10、3p+p-2r=4
つまり、5p+3p=24
24は3の倍数だから、(p,q)の組み合わせは、(3,3), (0,8)
つまり、(p,q,r)=(3,3,4), (0,8,2)
(3,3,4)の場合、多項定理により、10!/3!・3!・4!=4200
(0,8,2)の場合、同様に、10!/0!・8!・2!=45
4200と45を足して、4245が解答。

動画では多項定理の導出法を紹介していますが、たしかに、多項定理の意味がわからないと、多項定理を忘れた瞬間、終わりですね。公式の意味を導出や証明できるレベル、今後はすこしづつ目指していきたいと思います。

勉強になりました!

(了)

p+q+r=10 ・・・① の下で、
10!/p!q!r! ・(x³)^p・x^q・(1/x²)^r= 10!/p!q!r! ・x^(3p+q-2r) だから、3p+q-2r=4 ・・・②
①, ②より、3q=24-5p ∴ p=0, 3 [ 3の倍数に絞られる ] だから、(p,q,r)= (0,8,2), (3,3,4)
以上より、10!/0!8!2! +10!/3!3!4! = 4245

よりよい社会をみなさんと、よりよい「コミュニケーション」を通じてつくることを目指しています。これからも頑張ります。よろしければサポートのほど、お願いいたします!