メルカリと3Dプリンターに頼った、3歳息子のプラレールデビュー
こんにちは、兄・ひとしです。
突然なんですが、先日ついにプラレールデビューしました。息子が。
最初は誕生日プレゼントだし、プラレール公式サイトで探していたんですが、値段的にも、量的にもちょっと違うなぁと。そこで、メルカリで探してみたところ、あるわあるわ。
「大量プラレールが5,000円!」とかで売られてたので、即決しました。
どれくらい大量なんだろうとおもったら、段ボールからあふれるほどに詰まってました。見た感じ、定価で買ったら、4〜5倍のお値段にはなりそうな量です。とりあえず、息子のデビュー戦にむけて、全部洗って縁側で干しました。
誕生日プレゼントというと、新品を買わなきゃという意識になりがちだけど、ぼくはそこにこだわらなくてもいいかなって思ってます。
洗えばきれいになるし、まだまだ全然使えるし、十分十分。何よりパーツ量が増えれば、何十倍も遊び方に工夫ができる!
が、しかし。お下がりだからか、足りないパーツもありました。たとえば、「橋を支える底板」みたいなものがなかった。これがないと橋がかけられないので、橋パーツから形を逆算して3Dデータをつくり、3Dプリンターで不足パーツを出力してみました。
伝わりますかね……この橋のパーツの……
これです↓。この板がないと、レールが落ちちゃうんです。
せっかくつくったので、データ公開しますね。
兄作:「プラレールの橋を支える底板」3DデータこちらからDLできます
「ちょうどプラレールの橋底を無くして、買おうとまよってたんだよね〜。しかも3Dプリンター持ってる!」という人! ぜひこのデータを使ってください。(いるのか? いたら仲良くなれそうなので連絡ください笑)
ところで、ぼくは小さい頃プラレールにそんなにはまらなかったんだけど、今回息子と一緒に遊んでプラレールパーツのよくできているところ小さく感動してます。
例えばこの「へび構造」的なレールパーツ。
へびの骨格みたいな形なので、ぐにゃぐにゃ曲がる。プラレールって複雑な形をつくろうとすると、どうしても曲線部分の角度に無理が生じてうまく接続できないことがあるんだけど、へび構造レールのお陰で、わりと無理な角度でも簡単につなげられる。
ちょっとした無理や遊び心、好奇心や実験心をどんと来いと受け入れる懐の深さ。
こういう懐の深い部品が、たった1つ加わるだけで、他の部品の組み合わせのバリエーションがぐんと広がる。ぼくがつくりたいものや空間ってこういうのなんだよな。なんて、息子と一緒に遊びながら思いました。
ともあれ息子よ、お誕生日おめでとう。
(いわさわひとし/岩沢兄弟)
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