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スパルタンレースとは①

私は2018年の5月より、過去5回のレースに出走しました。
「"スパルタンレース"って、何?」と、よく聞かれます。
「SASUKEみたいなやつ?」とも聞かれますが、当たらずとも遠からずです。

『SASUKEのような障害物走にクロスカントリー(トレイルランニング)の要素をミックスした競技』

これぐらいがちょうどいい回答になるのではないでしょうか。
スパルタンレースは世界39か国で年間165以上のレースが開催されています。
日本では2017年から5回のレースが開催されてきました。

<レース種別>

レースは主に3つの種別に分類されます。
完走するには制限時間はないため、各自のペースで走ることができます。
※マラソン大会のような時間制限の関門はありません。

・Sprint(スプリント)
約5km強の道のりの中、約20個の障害物をクリアしながら進みます。
障害物のクリアに失敗した場合にはバーピー30回がペナルティとして課されます。
30回のバーピーを終えないと次の障害物には進めません。
→レースカラーは赤。(フィニッシャーTシャツ、ヘッドバンド、フィニッシャーメダル)

・Super(スーパー)
約10km強の道のりの中、約25個の障害物をクリアしながら進みます。
Sprint同様にペナルティはバーピー30回です。
→レースカラーは青。(フィニッシャーTシャツ、ヘッドバンド、フィニッシャーメダル)

・Beast(ビースト)
約20km強の道のりの中、約30個の障害物をクリアしながら進みます。
ペナルティのルールはSprint、Super同様です。
→レースカラーは緑。(フィニッシャーTシャツ、ヘッドバンド、フィニッシャーメダル)

<TRIEFECTA(トライフェクタ)>
※スパルタン・トライフェクタとは
1年(1月1日〜12月31日)の間に世界各地で行われるスプリント、スーパー、ビーストを各1回ずつ達成することです。
トライフェクタを達成することで、各レースを達成した際に入手できる1/3片のフィニッシャーメダルをひとつの円形に完成させることができるのです。


<レースカテゴリ>

・Elite(エリート)
基本的にガチな競技として出走する人用のカテゴリです。
レースルールを厳密にジャッジするレフェリー監視の元、タイムレースに臨みます。
上位入賞者には賞金が授与されます。

・Age(エイジ)
エリート同様のルールで行われますが、年齢別(5歳刻み)で表彰されます。
上位入賞者には賞品が授与されます。

・Open(オープン)
エリートやエイジとは異なり、時間を気にせず、自身や仲間とのペースで走ってOKです。
もちろんガチで走りたいならそれでもOK。
エントリー時に仲間とチームを結成して、協力し合いながらゴールを目指すのもありです。
GoProを装着してみたり、スマホ片手に道中撮影しながら進むことだって可能です。


上記の通り、主には3つのレース種別と3つのレースカテゴリに分類されますが、その他にも、キッズレースや、ハリケーンヒート、ウルトラビースト等といったレースも実施されます。
また、それらは毎回開催されるわけではなく、一つの大会の中で種別やカテゴリーが限定されることもあるので、各大会のHPにてご確認ください。

つづく。


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