恐怖!独特なフィニッシュ方法を持つ風俗客
男にはこだわりが必要だ
女には到底理解できないような「こだわり」を持っている男は多い。
一見面倒に思えるが、逆に言ってしまえば、そのこだわりさえ達成できれば大満足してくれるという訳なので、
「なんでもいいよ〜」と丸投げされるよりわかりやすく、リピーターにもなりやすいタイプなので、こだわりが強いお客はむしろ大歓迎であった。
わかりやすく言うと、何かしらのフェチをもっている人。ストッキングは絶対にガーターストッキング希望とかね。男のガーターストッキング、網タイツ好き率の高さは、あれなんなんだろう?
接客、プレイの順番が決まっており、その順番を厳格に守るのが好きな人。
プレイ内容が決まっていることはもちろん、ゆずれない燃えポイントがある人。
って感じかな。
「ぶらさがりたい!!!」
某月某日、某ソープランドにて。その日のお客もけっこうこだわりの強いお客だった。
現場監督さながらといったかんじで、「今度はお尻をこの辺にもってきて」「そうそう、ちょっといきすぎ、その辺!」などと楽しそうだった。
監督系客はたくさんいるので、わたしもお客の無理難題な、ツイスターゲームでもやってるのかと思う体位を若干楽しんでいた。
するとお客は「ひとつお願いしてもいい?」
と聞いてきた。
「いいよ〜なになに?」
と答えるとこう言った。
「最後イクとき、オッパイわしずかみにしてぶらさがってイキたいんだけど‥いい?」
と。
「え?!!!!! いいよ!。」
と答えると、
「やった〜!!!!おっぱいわしずかみにしてぶらさがるのが一番最高なんだよ!!!」
と、満面の笑で言われた。
え?!!そんなに嬉しいんか?!!でも、おっぱいを鷲掴みまではまだわかるとしても(おっぱいは優しく扱いましょう)、その後ぶら下がるってどういうこと?????と思ったが、プレイの速度感もあり、どういった風にぶら下がりたいのか聞くことはできなかった。
というか、普通に考えておっぱいにぶら下がるなんてできないと思うんだが、私の頭のなかにはこんなイメージが広がっていた。
もしくは、
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ
まて、私の乳はシリコン豊胸パイだ
乳にぶら下がってくるなんて怖すぎる!!!!
と考えていると思い出した。私の乳はシリコンバッグで豊胸してあるのだった。
胸筋の下にシリコンバッグが挿入されているから、天然部分を触ってもシリコンバッグに触れることはないのだが、
要はシリコンで天然部分をあげ底してるってかんじ。最近のコンビニ弁当って器のあげ底すごいでしょ?例えが悪いけどそんなかんじ。
だから、天然乳は下側からグワっと鷲掴みできても、シリコン豊胸パイの私の乳は、ぶらさがるどころか、あげ底部分が邪魔して鷲掴みさえもできないのであった。
(おっぱい鷲掴みなんて、本来ダメだけどね。)
ちょっと今、本当に鷲掴みできないのか自分でやってみたんだけど、できないこともないけど、ハリ(シリコンの)がありすぎて、ずっと鷲掴みにするのは無理かもw
お客はぶら下がれたのか?!
お客に
「ごめん、私シリコンパイだから、鷲掴みもぶら下がりもできないかも。」
と伝えるのも、お客の夢がブチ壊れて可哀想に思ったので、
(シリコンが破裂しませんように‥‥)と祈りながらその時を迎えた。
お客はたぶん目的が達成できる!という喜びからか、思っていたよりも早くにお逝きになられたので、
猛烈な鷲掴みやぶら下がりによってシリコンが破損することもなく、私はほっと胸をなでおろした。
しかし、心なしかぶら下がっているような場面はあったが、はっきりとぶら下がった感はなかったので、願望が叶えられずごめんと、ほんの少しだが申し訳なくおもっているとお客はこう言った。
「やっぱイクときは、おっぱいにぶら下がるのが最高!!!!!!!」
(満面の笑み)
なんだかちょっと救われた気がした。w
鷲掴みも、ぶら下がりも言い換えたほうが絶対良い気もするが、そのワードが好きなんだろう。女の子からしたら恐怖だがw 元気でやっててほしいものである。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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