見出し画像

ディズニーランドに20歳超えて初めて行った 当日編

着いた。
時刻は7:50。
夜行バスから降りる足取りはおぼつかない。しかしそれすらもなんだか心地よい気がした。
既にたくさんの家族や集団がゲートの前に陣取っていて驚いた。平日の開場前でこんなにいるのか。さすが日本一の夢の国だ。

朝食はカロリーメイト1本、なかなかグズグズに壊れていて食べるのは至難の技だった。友人に介助してもらいやっとの事で食べ終え、少し雑談をしているとあっという間に開演時間の9:00になった。

入園したらまずはファストパスだ。
友達がそう言っていた。
なんか聞いたことあるワードだし、たぶんこれが最重要。
今回一緒に行った友達はランドに来たことはあるものの、10年ぶりに入園とのことで、あまり詳しくは覚えていないようだった。
そして私たちはガイドブックを買うとかも別にせず、まあなんか行けるっしょマインドだけを詰めてこの国までやってきた。

結果から言うと、かなり楽しい1日を過ごすことができた。
まあなんとか行けた。
乗り物にもかなり乗ることができたし、フードも堪能し、パレードも見れた。
なんといっても待ち時間のロスタイムが短く体力的にも精神的にもかなり楽だったのだ。
乗り物はスペースマウンテン×2ハニーハントビッグサンダーマウンテン×2スペースツアーズバズライトイヤーの打つやつカリブの海賊ホーンテッドマンションに乗った。

いやめちゃめちゃ乗ってるな???

おそらく平日だったこともあり、ファストパスがなくても待ち時間が概ね30分以内だったからだろう。
地元のテーマパークでは2時間を超える“待ち”が当たり前の私からすれば、30分など並んでないのと同じである。
それに気の合う友人との待ち時間はたちまち待機列を近況報告女子会に変えるだけで苦はなかった。

一方、乗り物自体に関しては、地のフィーリングがおそらくディズニーとは合わないのかもしれないということがわかった。ハニーハントもスペースツアーズもカリブの海賊も全然意味わからん。急になに????ってなった。

ただ逆に言えば普段行くテーマパークのようにタネが全部わかっているのではなく、完全初見状態でこの年齢の感性を持ってアトラクションに出会えたのは貴重だったのかもしれない。
わけもわからぬまま親に連れていかれて、何度も訪れる過程でなし崩し的に楽しむよりも、自分の感性で楽しめたことが結構レアだったなと思ったりした。

個人的な思い出として印象的だったのはこのシール

画像1

赤ちゃんとか遠方のおばあちゃんが初めてランドに来た時にもらえるシールらしい。
(私の名前)デビュー!と書いてある。
あわあわしてたらクルーに話しかけられ、初来園がバレ、貰えた。

要はこれを付けとけば、「あ~お姉さん初めて来たんですね~~ランド、楽しんでいってください(*^^*)」的なことをクルーが言ってくれるのだろう。たぶん。違ったらごめんなさい。

少なくとも地元のテーマパークのクルーはこういうのを言う。一眼カメラ持ってるだけで「アッ一眼じゃないですか~~~バシバシ(シャッターを押す動作)撮っちゃってくださいね~~~ぃ行ってらっしゃい!!!!」とすれ違いざまに言われる。元気だなあ。明るくていい。

話が逸れた。
ちなみにこのシールは最後お土産を買うため立ち寄った店でもらったので、初入園記念!フレンドリータイム!が発生することはなく、そのままそそくさと帰ることになった。(帰りの夜行バスの時間も迫っていた)
まあ、最初にもらってたらシールを一番目立つところに張ってすれ違うクルー全員に気づかれようとする奇行に走る可能性もあったので良かったかもしれない。

今回行ったのはランドのみ。
ということは、私には最後の牙城、シーが残されている。
またいつか行くことがあったら、まず土産店に向かい、「え~シー来るの初めてなんですけど~~」アピールをすかさず実行し、いち早くシールをゲットしようと思う。

あ~シー行ってみた~~~~~~い。

(これは昨年7月3日に書かれたものです。2020年4月24日現在、シーが開園する気配はまだ、ない。)

この記事が参加している募集

スキを押すと感謝の言葉か、あまり知られてない私の話が出ます。