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【太陽の塔という神像】岡本太郎が、万博に賭けたもの。





久しぶりに撮ってみました!

よろしくお願いします(^○^)


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「これを受けての
この時代に貫く『祭り』に関しての
私(イワナガヤマト)の詩」


太陽の塔に隠された秘密と、
その「祭り」の中心としての
モチーフが持つ力

全時代を通して
その真ん中を貫く
太陽の塔が持つ
深いインスピレーション

私たちの根源の
存在の芯を貫き、震わすもの

私たちが
打ち震えるもの

時代の深化と
私たちの神像(しんぞう)

神像が持つ
一点に集中させた

時代を貫くもの

芸術の力と
論理を超えた神秘

神秘が投げ、
うつもの

私たちの
共通の深い感性を
歓喜に打ち震わせる

存在の妙(みょう)と、
儀式

失われた古代のリズムと
私たちが覚えているもの

存在の真価は、
時代に吹いた爆風によって問われ

存在は、言語を介せず
存在のまっとうな在り方で
それを返す

よせてはひく波のように

存在の妙もまた
神秘に打たれ

私たちは、
新しい明日を
うち開いてゆく

今日の化身が
私たちとして
欠けているものしか
無いならば

私たちは、また
欠かざるものを
存在で押し放つ

おさえてはおけない
存在の真(しん)は、

優れた芸術により、
おし開かれてゆく

私たちに問われている
人間を介さない

存在としての存在感

その存在価値

それは、今日もまた
宇宙を貫く
真の刹那(せつな)の線により
切り出されてゆく

存在の爆発は、
何をもたらすのか

私たちの歓喜は、
いま時代におりたち
明日を作るのか

それを基盤に成す
新たな時代の文明と呼ばれるものは

どれほど
彩やかなのだろうか

いま、わたしたちは、
これからの時代を創造してゆく

それがもし
存在による歓喜によって
もたらされるのなら

神聖な爆風は、
艶やかな未来を
凛と一体感を増し

ますますその良きにかけて
彩(いろど)るだろう

「祭り」は再びはじまる

その祝祭の花の幕開けは
いつかのモチーフによって
もたらされ
加速度を増す


いつかのあの日に
もたらされた

まるで夢の続きのように

現実的にその祭りは
押し迫り

私たちを再び開こうとする


人間は、私たちは、
何を見るのか?


真に深い祭りにより
静かにそれが始まる

それは誰にも気づかれず
とても静かにやってくる

神秘の花火は、
存在の中央から上がり

私たちが忘れてしまった
待ち望んだものを


誰かの見上げた空に
あるはずだったものを


新しく、
想い出させてくれるだろう



祭りの真価は、
黒いひずみに、よどんでいて
いまや誰も見つけられない

いま当たる
新しい光の焦点によって

祭りが打ち開かれる

喝采と一体を

よどみにいつか忘れた
価値を、見つけるように

わたしたちもまた、
自分のよどみとみなした過去に
新しい価値を見出してゆく。
 
 

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