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Ableton Live9ノート その9-7 制作日記(お気に入りPacksを使う)

前回までのあらすじ

さて今回は更新の間隔が少し短かったのですが、実は前回の制作からどうしても気になっている点があり、動画作成後すぐに解決方法をあれこれ思案し、中々良好な結果となった喜びで報告してみました(笑)。

ちなみに個人的に気になっていたのは、

「イマイチ聞いていて広がりが足りないな」

という点で、特にヘッドホン等で聞くと分かりやすいと思いますが、

「こぢんまりとしている」

「自分の意図していない隙間が多い」

と、どうもしっくりこずモヤモヤしており、私がよく使う言葉ですが、

「悪くはないけど特段良くもない」

状態かなと(結果的にはBADなのですが(笑))。

そのため、このままの状態でMixやエフェクトの行程に移っても、あまり良い結果は得られないと感じたので、更に新しいフレーズInstrumentsを追加して再考してみることにしました。

ちなみに私の個人的な経験からお伝えすると、制作においてこの段階(良くも悪くもない中途半端な状況)は大なり小なり発生します。

しかもどう解決していくかは曲によって様々なので、前回これで解決したから今回も…とならず、あーだこーだと悩む中々しんどい時期に差し掛かります。そしてこの解決の仕方が、その人なりのオリジナリティになるのかな、なんて思います。

という訳で、いつも起きる事と割り切って、今回もめでたくその段階に来たんだなとプラスに考えて色々トライしてみます。

さて具体的な取り組み内容として私は、

①何を大事にするか?

②どこを解決したいか?

を明確にします。この曲では、

①サンプリングフレーズと少しゆったりとした雰囲気

②空間の使い方

の部分がなるべくブレないように対応策を考えます。

そしてウンウン唸る事X日、ふと「1-Shot系のフレーズを入れてみよう」というアイデアが浮かんだので、早速試してみました。

今回使用したInstrumentsは、AbletonのHPから購入できる

「Future R&B」

というPacks内にある「Synth Shot」で、個人的にかなり好みの一品です。

しかもDrum Rack形式のInstrumentsなので、制作に使用するのはもちろん、ライブパフォーマンスやセッション時でも扱いやすくかなりおススメです。

どんな音がするのかは下記の動画リンクから確認いただければと思いますが、私としては良好な結果を得られたのではないかなと思っています。

ちなみに書きそびれましたが、今回の状況のように、制作途中で若干の行き詰まりを感じた時、私はお気に入りのInstrumentsやプラグインソフトを使って様々な事を試します。

やはりスムーズに制作が進まないのはそれなりにストレスなので、それに加えて普段馴染みのないInstrumentsやEffectを使用すると、その操作に手こずって余計にストレスが増し、パフォーマンスやテンションを落とすケースもあります(体験済)。

なので、まずは好きなInstrumentsやEffectで色々試して、ある程度解決策が出た時点でそれに特化したものに差し替える、という手順が個人的にやりやすいです。

好きなInstrumentsだと操作方法や変化のツボが分かりやすいので、トライ&エラーが早いからです。ただしあまり1つの音色にこだわらない事もセットになっています。ここで大事なのは数多く色々なことを試すという点なので。

もし皆様も曲作りで少し停滞気味な時があれば、半信半疑でも良いので試してみてください。

さてこれでフレーズが出揃ったし、これ以上追加するとゴチャゴチャしそうな感があるので、次はMix作業に移る予定です。最終形がどんな形になるのかドキドキしてきましたが、あともう少し頑張っていこうと思います。

でわでわまたお会いしましょう~!!


Ableton Live9ノート その9-7 制作日記(お気に入りPacksを使う)

https://youtu.be/kEFc3FMNAKk

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