イワクニマユ

うたをうたっています。鍵盤と声。 新譜「ふれる、ときのしじま」 2020.12.1…

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うたをうたっています。鍵盤と声。 新譜「ふれる、ときのしじま」 2020.12.1より各配信サービスにて配信開始⇨http://linkco.re/eEtMHc15。 CD購入⇨https://iwakunimayu.base.shop/

最近の記事

「アカウントの引っ越し」

そんなに毎日毎日心が動くような出来事があるわけではないけど、そういう目で周りを見てたらワクワクも見つけられるんじゃないかと思って始めたnote。 1年がたちました(ほぼ)。 つたない文章ではありつつ、日々を記録していくのは楽しい。 この度、noteの過去記事丸ごとInstagramに引っ越すことにしました。 今はこれまでの記事を再アップしていっているところです。新しいものも織り交ぜながら、今後はInstagramの方でよろしくお願いします。

    • 「猫」

      先日帰り道の路地からさらに細い路地に入ったところに猫がいた。 「小さい!」 パッと見た感じでは生後3〜4ヶ月くらい?の子猫。 相棒のテトを亡くして2年程たち、去年道端で拾い上げた子猫も数ヶ月後には里子に旅立っていき、今は保護猫や保護犬サイトを見る日々。といっても現実的に動くにはやはり覚悟も準備も必要なので、保護されサイトに登録された新たな犬や猫たちがサイトから居なくなり「新しいお家が見つかったのね」と見守ることが趣味という感じ。 話が大きく逸れておりますが、そんな感じでモ

      • 「夜の道案内」

        駅から我が家へ帰るには大きい通りを通って少し路地の中を歩く。 先日もいつもと同じように路地に入りぼけーっと歩いていると「ちょっと道を聞きたいんですけど」と声をかけられた。振り返ると何ともまぁ綺麗なショートカットがよく良く似合う女性が一人。時刻は夜の9時半で場所は路地をちょっと入り込んだところ。 『え!(こんな時間にこんな場所で)どこへ行く道!?』 これが私の心の第一声。 とりあえず立ち止まって話を聞く。この時点で何かSF小説に迷い込んだ!的な勝手な妄想がよぎったりして妙な現実

        • 「古書店」

          すっかりごぶさたのnote。 存在を忘れていました。 毎日ブログやそれこそnoteやらで何かしらの文章を発信している人って凄いです(ヒトゴト)。 日常の私の行動範囲内にあるものが読書か音楽しかないので(と、こう書くとなんかカッコつけてる感じがしますが、要するにそれ以外で外に出ることがないというだけです。インドア中のインドア、それが私)、どうしても話の内容が偏ります。 最近、素敵な古書店を見つけました。 本は出来れば本屋さんで新しい本を買いたいなと思うんですが(その方が作者

        「アカウントの引っ越し」

          「金の斧と銀の斧と50円」

          練習をしに音楽スタジオへ行った時のこと。 店員さんに「前回来られたとき、おつりの渡し忘れとか無かったですか?」と聞かれた。突然の質問に「???????」となる私。 よくよく聞くと、どうやら私が前回練習した日に最終的に50円のプラスが出たので、その日の利用者で50円のおつりの渡し忘れの可能性がある人に冒頭の質問をしているらしい。私が利用しているスタジオは当日に予約すると1時間550円。そして私は600円を渡しているとのこと(レジの記録)。 ふむ、なるほど。それは50円のおつりだ

          「金の斧と銀の斧と50円」

          「趣味の話」

          みなさん趣味はありますか? 私はずっと【無趣味無興味】で過ごしてきました。たまに「週末にウェイクボード行くねん」だったり「サイクリングで琵琶湖一周してきてん」、または「パッチワークでいろいろ作ってるので一つどうぞ」といただいたりなんかすると、凄い!!!!!!と尊敬の眼差し一択だったわけです。 私はほんと趣味がなくて。 そもそも趣味とはなんぞやと調べてみた。 しゅみ【趣味】 ①感興をさそう状態。おもむき。あじわい。 ②ものごとのあじわいを感じとる力。美的な感覚のもち方。この

          「趣味の話」

          「わたし」

          先週...先々週かな?あたりここ最近では久々に大きいうねりで体調を崩しておりまして。数日間床に伏せっておりました。(もう日常を取り戻しております!) 「今や何でも病名がつくしね」とか「私も病院行ったらたぶんそうだな」とか言われる類に分類されるものです。私も病院の先生と相談しながら日々いろいろしながら過ごしています。全然関係なさそうな栄養の指摘などもされています(未だ半信半疑)。 こういうものは事実として程度の差もあると思います。幸い私は仕事にも行けています。でも行けない日もあ

          「わたし」

          「プール授業のとある一日の話」

          梅雨の中休みでしょうか。それとももう夏は始まった?ギラギラ照りつける太陽すでにバテている私ですが、暑い暑いと言いながら電車に揺られていたら、ふいに小学生の時のある一日を思い出した。 小学校の夏のプールの授業。 太陽も嫌い・暑いのも嫌い・日焼けも嫌、その上泳げない私にとってプールの授業なんてものは苦行以外の何者でもなかった(水着姿を白玉団子と言われたことは一生忘れない)。狭い教室でそれぞれみんなタオルなどで工夫しながら汗で張り付く服を剥ぎ取りもどかしい思いをしながら水着に着替

          「プール授業のとある一日の話」

          「転んだ話」

          先日、駅のど真ん中で派手にすっ転んだ.....というと少し語弊があり、正しくは、何の段差もないところで一人で地味に転んだ。 転んだ瞬間、人はなぜあんなに素早く動けるんだろう。まるで自分は何のダメージも負っていないように装いつつすぐさま立ち上がり、持っていた鞄の中にまるで割れ物が入っていてそれが割れていないか確認するかのような素振りをする。当然割れ物など入っていない。そして明らかにそんな物は入ってなさそうな鞄なので、そんな演技自体まるで無意味である。 「ほっ...割れてなかっ

          「転んだ話」

          「時間の使い方(ぬいぐるみ編)」

          刺繍を仕事にしている友人がいて、その子が以前から「刺繍はすごく集中できて瞑想のような感じ」のようなことを言っていた。それを聞いて私は「ほー」とか「へー」とか言う。 私はお裁縫とか手芸は嫌いではないけど続かない。マフラーを編んだ時は5列くらい(長さでいうとたぶん2cmとか)で飽きた。そして集中力と持続力が無いんだと早々に諦めた。羊毛フェルトというものを知った時に少し心が動いたけど、たぶん何かの物になる前の玉の段階で終わるであろう予想がついたので始めることもしなかった。 最近“

          「時間の使い方(ぬいぐるみ編)」

          「読書における儀式」

          本を読むときの本の取り扱い方は人それぞれ。みなさんはどんな感じですか? 気になるページに折り目をつけたり線を引きながら読む人もいれば、ブックカバーをしてなるべく汚さないように、など、大切に読むのは同じでも方法はいろいろあるなと思う。私も忘れたくない一文なんかがあったときにはすぐ読み返せるように付箋を貼ったりすることがあります。 たまに古本屋さんで本を買った時に端の方に内容の解釈とか感想が書いてあったりそれこそ線が引いてある部分があったりすると、顔を合わせない意見交換のようなも

          「読書における儀式」

          「祖父の囲碁と庭」

          訳あって今年に入ってからちょこちょこと実家の整理をしています。今日も庭の草刈りと家の中の収納の片付け。 祖父・祖母が亡くなってだいぶ経ちますがタンスや日常生活で使っていたものの整理など出来ておらず、今更ながら家を片付けると同時に祖父母の生活に触れております。残された物たちから想像するに、どうやら二人して多趣味だったようでいろんなものが出てきます。私は当時まだまだ子供ながらどうも祖父母と折り合いが良くないまま時間が過ぎてしまったので、全然二人のことを知らなかったと気づく。とい

          「祖父の囲碁と庭」

          「寮生活(回顧録)」

          私は学生生活を寮で過ごしました。「寮に入っていた」というと、ほぼ「意外やなーーー!」と言われます。えぇえぇ、私も思います。 とにかくコミュニケーション下手(というか興味がない?なので上手くいかない)の子供時代。小学校→中学校→高校と進むにつれ、反省を踏まえて傾向と対策を練り、少しずつ異物にならないような努力をしました(うまくやるには必要以上に関わらないことを学んだ)。人の気に障らないよう出来る限りの社交性で頑張ってはいましたが、それでもやっぱりめちゃくちゃ内向きでなんという

          「寮生活(回顧録)」

          「必要なもの(手荷物編)」

          私は荷物が多い。 ライブに行くときや普段ちょっと出かけるようなときはその日の用途に合わせて選ぶけれど、基本的にはいつも同じ鞄を使う(出し入れしたら忘れ物するから)。 先代の鞄も長く使う間に重さに耐えられず取っ手が千切れた。毎回古着屋さんで可愛いなぁと選ぶ割にはだいぶハードワークをさせられる鞄たち。今のものもだいぶ長く頑張ってくれながらも「私はこういう予定ではないんですけど」と訴えかけてくる。 大したものは入っていない。 その時必要なもの(歌詞ノートであったり、なんらかのプリ

          「必要なもの(手荷物編)」

          「傘袋とミシン」

          折り畳み傘を入れる袋を失くした。 折り畳み傘を開いた瞬間必ず行き場をなくすあの袋。あまりにも失くしやすい立ち位置なので他のものよりも余計気をつけていたのにも関わらず失くした。というか気づいたら無かった。 無いなら無いで良さそうなものだけれど意外と困る。濡れた傘を鞄にそのまま入れるわけにもいかない。ちょっと屋内を通過するだけでもある程度綺麗にまとめないといけないし(袋があったらとりあえずクルっとして突っ込んでた。あれ、みなさん違うの?)、外袋に持ち手の紐がついていたので袋が無い

          「傘袋とミシン」

          「梅雨」

          今年は梅雨が例年より1ヶ月も早く始まったらしい。 いろいろ大変な日々が続いている中、こんなに早く梅雨がきてしまうこと自体も結構大きな問題な気がする。そしてこんなにしっかり長いならもはや四季じゃなくて五季なのでは。それとも最近存在感を潜めている秋を脱落させて、『春・梅雨・夏・冬』というような。 いや、それは困る。 秋は、美味しいし本も読まないといけないしスポーツもしないといけない。こういうのももう年がら年中出来るし関係ないとは思うけど、やっぱり秋はおいておこう.....となると