【プロ野球】信念と忍耐、その先にあるものは。〜7月16日 日本ハム 3-4 ロッテ〜

こんにちは、岩国です。
昨日は、ファイナンシャルプランナーの方とお話する機会がありました。
人生設計、全くと言っていいほど、無頓着でしたが、そういうわけにもいきませんね。

かなりユニークな方で4時間も話すことに。立ち会っていた奥さんに「インタビュー取材に立ち会っているみたいだ」と言われ、完全に職業病だなと笑ってしまいました。

いいことばかりではなかった自分の人生も、今となっては好きですが、他の方の考え方や感じ方、生きてきた道のりの一端でも知る機会をもらえるのは、たとえどんな人のことであっても、刺激を受けます。

さて、今回は悔しさを糧にやり返した16日の試合を徒然と。

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粘りと雪辱。その2つでつかんだ勝利と言えるのではないか。

ここまで2連勝中の岩下が先発のロッテ。前回登板は好投しながらも4回降雨ノーゲーム。3勝目を不意にしてしまったが、天気には勝てない。

いい流れにケチがついた形での今季"4"試合目(記録上は3試合目)。そのせいではないだろうが、初回に2点を失ってしまった。

昨年の岩下なら、このあとも失点を喫し、だいたい5失点くらいで降板となっていたように思う。

ただ、この日は5回104球と球数を要したものの、初回の2失点でしのいだ。特に、味方が逆転してくれた直後の5回には、2アウトから内野安打2本と四球で満塁のピンチに。いやな流れだったが、初回にタイムリーのビヤヌエバをスライダー(浮き球だったが)三振に切って取り、踏ん張って見せた。結果的にこの踏ん張って見せた粘りのピッチングが、勝利への一つの流れを作ったように思う。

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もう一つのポイントは、吉井コーチらしいリリーフ起用だ。

ともに1点づつを加え、4ー3で迎えた8回裏。ベンチがマウンドに送ったのは小野郁。前日、同じ8回に勝ち越しを許してしまった投手だ。

これの起用法は昨年も幾度か見られた。「リリーバーはすぐにいきたいもの」という、投手心理を汲み取った吉井コーチの考え方を、井口監督も理解し承認して、今年も行われているものと思われる。

昨年課題であった「8回の男」は、本来ならばジャクソンがしっかり埋めてくれるはずだった。それが、予期せぬ出来事を受け、突然いなくなってしまった。

昨年は唐川や酒居、東妻を起用してきたが、酒居は仙台でその経験を生かし、唐川は今季の始めは先発挑戦。東妻はオープン戦と練習試合で結果を残せず2軍スタートとなっている。昨年からかなり刷新されたブルペンメンバーでは「使っていきながら作っていくしかない」と、昨年同様今年も「8回の男」の模索が続いていくことになりそうだ。

そんな中でも小野の連投。ここでどういうピッチングを見せ、結果を残せるかに注目してみていたが、本人はこの起用を雪辱のチャンスと捉えていたようで、しっかりとした表情でマウンドに立っていた。

前日は先頭打者がエラーで出塁したことで、動揺してしまった部分もあっただろうが、この日は逆に好守に助けられた。その後、前日と同じく西川に四球を許したものの、太田は打ち取り、しっかりホールドをあげた。西川のところではストライクボールがはっきりするなど、まだまだ課題も多いように見受けられるが、吉井コーチの元、大きく飛躍して欲しいと思う。

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結果は1点差の逃げ切り勝利。ロッテらしくないような気もしましたが、昨日の敗戦のダメージを、個人としてもチームとしても払拭できた1試合となったように、試合を終えた直後は思いました。ナイスゲームでした!

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