ヘナと身体運動 その1
ヘナと聞くと大抵の人は白髪染めのイメージを持つことと思いますが、肝臓の解毒作用もあります。
そのため当初は肝臓のデトックス目的で購入しましたが、使用してみると身体運動の改善にも有効であると実感しました。
ひとつは肝臓デトックスのおかげなのか、肝臓を触診すると柔らかくなった気がします。肝臓の硬さ(癒着や固着も含む)は関節運動に多大な影響を及ぼし、主に胸郭や右肩関節の可動制限を引き起こします。無漿膜野で横隔膜と完全に結合しているので、呼吸や大腰筋(横隔膜と結合)の収縮にも影響します。
そのため呼吸などの改善には、肝臓を含めた内臓の可動性を回復させる必要があるわけで、内臓への徒手アプローチやハタヨガのポーズを行なうことを推奨してきました。しかしそれだけでは肝臓自体の柔軟性を回復させるのは困難だったので、今回ヘナを使用して活路を見出した感じです。今後は同様に肝臓デトックスを目的としている、ひまし油湿布も試してみたいと考えています。
【追記】横隔膜の筋線維の走行に沿って、肝臓も捻れる必要がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?