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「できないこと」の存在を認め、諦める努力。について考察。

実験企画として、自分のツイートの中で「思ったよりいいねされたな」というツイートを自分で解説する企画をしたいと思います。

今回はこちら

できないこと100個以上に対して、できることはせいぜい2,3個

このできること2,3個を武器に人生生きてる

イワケンのTweet

言いたい事はこの2つ

・「できないこと」の存在を認め、諦める
・「できたこと」をとりあえずアウトプットして「強み」まで磨く

これが大事なのはわかっているのですが、意識しないと、できなくなってしまうのです。だから自戒の念を込めてツイートしました。

大事だと思ったきっかけ

私は今までの人生で自己啓発系の本を200冊以上読んできました。
そして、いろんな成功者のインタビューを見てきました (一番最初にハマったのはイチローさんです)

その結果、わかったことがありました。
ほとんどの主張で共通しているのは、「強みを伸ばせ」ということで、それをいろんな角度から言っている。ということです。

私のKindle 約400冊中半分は自己啓発系

つまり

「強みを伸ばすこと」がいかに大事か

と同時に

「強みを伸ばすこと」がいかに人間ができないか

ということを私は感じました。

これを踏まえて私の人生で「強みを伸ばす」ということを取り込む意識をするのですが

・「できないこと」の存在を認め、諦める
・「できたこと」をとりあえずアウトプットして「強み」まで磨く

この2つ。これが大事なのではないかと。

しかし、日本の教育の文化的に

・「できないこと」の存在を認め、諦める

が感覚的に難しいのではないかと。

それをわかりやすく伝えるために

できないこと100個以上に対して、できることはせいぜい2,3個

このできること2,3個を武器に人生生きてる

このツイートをしてみました。

「できないこと」の存在を認め諦める、の難しさ

例えば、右利きの人は左手の箸でご飯を食べることが苦手です。でも普段気にしないですよね。

このように、探せばできないことはたくさん見つかります。多くは気にしていません。本来これでいいはず。しかし、人間は「できないことが気になってしまう心理もある」というのも理解しています。

言葉を言い換えると「コンプレックス」というものなのかもしれません。

例えば、私は自分の服を自分で選ぶことに非常にストレスを感じます。
小学生にもできることが、私にはできないのです。

私は最近このコンプレックスを認めました。

諦めた結果、自分で服を選ぶことを諦め

・他人に「服買えば?」と言われるまで買わない
・服買えば?と言われたら「どの服がおススメ?と聞く」
・それ以外はもらった服でしのぐ

という、生き方をすることにしました。

その結果、私は今年の夏服を技術Tシャツで過ごすことになりました。

https://twitter.com/iwaken71/status/1542907324343685120?s=20&t=foXTUPUMEoDTdjAXS-2s8w

これで「この人やばいな…」と思われるかもしれません。

しかし、私は覚悟を決めました。これで嫌われても気にしない。その人とは距離を置く。

これで友達が減っても後悔しません。

これが「できないこと」の存在を認め諦めるの難しさ、の正体かも、と思いました。

「できないこと」により、存在を否定されたり、馬鹿にされたり、恥をかいたり、その向こうの見えない人間におびえているのかもと思いました。

見えない人間におびえているので対処が難しい。
これは勇気と覚悟の問題なのかもと。

この、どうすれば「できないことを気にしないか」というのは、私は今後とも考えていきたいです。
少なくとも私は「できないことを気にしない覚悟」は持ちたいと思っています。

「できたこと」をとりあえずアウトプットして「強み」まで磨く

私の場合、学生時代に「強み」かわからないけど、できたことをSNS上にアップしつづけていました。

学生時代の「できたことたち」

私はたくさんのことができないが、Unityで何かを作ることはできた。

他にも
・SNSに息するように投稿すること
・勉強会に登壇すること
・新しい技術でデモンストレーションを作ること
・技術学習のオンラインコミュニティを運営すること
・他の専門の方とコミュニケーションすること

が、比較的にちょっとできた。できるから続けた。
ちょっとできることの掛け算が強みになる。
「ちょっとできるかも」「楽しいかも」くらいのことに集中して時間を割いて、求められるような武器にすることが大事なんじゃね?と思ってこの数年間生きてきました。

その結果、今回の基調講演登壇につながったと思います。

社内のエンジニアを眺めると、私より技術力が高くて、会社にインパクトを出しているエンジニアはたくさんいます。本当にたくさんいます。後輩にも同級生にも先輩にもたくさんいます。全員尊敬しています。

つまり、エンジニアとしてみた時に、私にできないことは見つけようとすれば山ほどたくさんあります。

しかし、できないことをできないと認めて諦める。私はそう決めています。
言い方を変えると、できないことに焦点を当てて悩む時間を極力ゼロにする努力をする。

そして余った時間で

・できることを磨いて武器にする
・できないことは諦めて他人に任せる。

この2点。私は集中したい。
これは自戒です。

意識しないと、できないことを直したくなってしまうのです。

でも、できることに集中しよう。それを武器にしよう。今の私が生きているのもその意識のおかげです。それをこれからも続けていきたい。

そんなツイートでした。

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