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私的音楽アーカイブ78(マックスローチほか)

771.スタンゲッツ:COOL VELVET AND STRINGS
772.ウィルバーハーデン:JAZZ WAY OUT
773.SKE48:青空片想い
774.absorb:桜ノ雨
775.absorb:we walk abreast
776.マックスローチ:WE INSIST
777.クリフォードブラウン:JAM SESSION
778.ジャッキーマクリーン:LET FREEDOM RING
779.クロードウィリアムソン:South of The Border,West Of The Sun
780.オリヴァーネルソン:Straight ahead

⚫︎776.マックスローチは米国における黒人差別に対して反対し、社会運動にも懸命に取り組んでいた。そんなローチの代表作と言えるのが「WE INSIST」。ローチのドラミングは激烈で、まさに1950〜60年代の米国の社会そのものを反映しているような音楽になっている。

かつてミュージシャンは政治的活動に関わるべきでないとされていだが、ローチのような先駆者がいたことで、今や特にアメリカでは政治的な発言は当たり前になった。音楽というものは人それぞれの想いや感情,人生哲学の発露であり、そもそも切り離せというのが無理なこと。ミュージシャンはジャンル問わず、自分の感情や思いをどんどん言葉にして欲しい。


■Max Roach(drums & leader)
Booker Little(trumpet)
Julian Priester(trombone)
Walter Benton(tenor sax)
Coleman Hawkins(tenor sax)
James Schenck(bass)
Michael Olatunji(congas)
Ray Mantilla(percussion)
Tomás Duvall(percussion)
Abbey Lincoln(vocals)
1960年録音

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