私的音楽アーカイブ72（ビックスバイダーベックほか）

711.椎名林檎：三文ゴシップ
712.マイケルジャクソン：KING OF POP
713.秋吉敏子＆SWRビッグバンド：LET FREEDOM SWING
714.マッコイタイナー：Hip Toe
715.カウントベイシー：COUNT BASIE SWINGS JOE WILLIAMS SWINGS
716.デュークエリントン＆カウントベイシー：THE COUNT MEETS THE DUKE
717.チャーリークリスチャン：THE GENIUS OF THE ELECTRIC GUITAR
718.ウェザーリポート：BLACK MARKET
719.ビックスバイダーベック：SWINGIN’ THE BLUES
720.ベニーグッドマン：THE BEST OF BENNY GOODMAN

⚫︎719.ジャズの歴史上最初期の名ミュージシャンといえば、コルネット奏者のビックスバイダーベック。20代で亡くなった破滅型ジャズミュージシャンは残された音源こそ少ないが、彗星のごとき一瞬の眩い輝きを放つ。

このアルバムがバイダーベックの最盛期である1920代後半の快演を集めた作品。この時代というとルイアームストロングを軸とする黒人のデキシーランドジャズを思い浮かべるが、バイダーベックは同時代ながらまるで違う。人種や地域問わず自由を求め演奏するジャズの多様性を再認識できる名盤である。