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私的音楽アーカイブ46(ハービーマンほか)

451.ハービーハンコック:GERSHWIN’S WORLD
452.セロニアスモンク:THELONIOUS ALONE IN SANFRANCISCO
453.ミルトジャクソン:MILT JACKSON
454.リーモーガン:CITY LIGHTS
455.ウイントンケリー:IT’S ALL RIGHT!
456.セロニアスモンク:THELONIOUS IN ACTION
457.スタンゲッツ:STAN MEETS CHET
458.ハービーマン:HERBIE MANN AT THE VILLAGE GATE
459.マイルスデイヴィス:1958 Miles
460.ケニーバレル&ジミーレイニー:TWO GUITARS

●458.ハービーマンはフルートがジャズでほぼ使われてない時代に新たな可能性を切り拓いた、まさにジャズフルートの先駆者。他にフルートと言えば、複数のリード楽器、木管楽器を操ったエリックドルフィーとローランドカークがいるが、僕の中でこの2人は大谷翔平のごとく異次元の人であり、純粋なフルートという意味ではやはりハービーなのである。
この作品はニューヨークの名門ジャズクラブ、ヴィレッジゲイトでのライブ録音。収録曲のうち特にカミンホームベイビーが有名だが、それだけではない。ジャズという音楽は演奏者の人生や人となりがそのまま音に現れるが、決して音が大きいとは言えない小さな楽器を駆使するハービーの姿に感慨すら覚える。

ハービー・マン(fl)ヘイグッド・ハーディ(vib)アーメド・アブドゥル・マリク(b)ベン・タッカー(b 2のみ)ルディ・コリンズ(ds)レイ・マンティラ、チーフ・ベイ(perc)
1961年ニューヨークでライブ録音

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