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私的音楽アーカイブ44(ディジーガレスピーほか)

431.中島美嘉:BEST
432.フレディハバード:BLUE SPIRITS
433.スタンゲッツ:GETZ PLAYS JOBIM THE GIRL FROM
IPANEMA
434.ディジーガレスピー:THE MODERN JAZZ SEXTET
435.モダンジャズカルテット:NO SUN IN VENICE
436.キャノンボールアダレイ:THINGS ARE GETTING BETTER
437.ジョンコルトレーン:AFRICA/BRASS
438.レスターヤング&テディウィルソン:PRES & TEDDY
439.チャールスミンガス:TOWN HALL CONCERT
440.エリックドルフィー:CONVERSATION

●434. ビバップの中心人物であるチャーリーパーカー(as)の盟友といえば、トランペットのスターであるディジーガレスピー。この作品はパーカーが亡くなってから約10ヶ月後の1956年1月、ニューヨークで録音されたが、まさにパーカーの残り香が感じられる貴重な記録。この直後、ジャズの主流がよりメロディアスで聴きやすいハードバップへと徐々に移ることになるため、結果論ではあるが時代や歴史の分岐点にあるアルバムだと言える。
個人的にビバップはかなり極端な技術偏重、腕比べのような感じがして正直あまり好きではないのだが、それを差し引いてもこのアルバムには即興というジャズ最大の醍醐味が存分に表現され、価値は非常に高いと言える。

ディジー・ガレスピー(tp) ソニー・スティット(as) ジョン・ルイス(p) スキーター・ベスト(g) パーシー・ヒース(b) チャーリー・パーシップ(ds)

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