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私的音楽アーカイブ85(ローリンドアルメイダほか)

841.ローランドカーク:PREPARE THYSELF TO DEAL WITH A MIRACLE
842.マイルスデイヴィス:Jack Johnson
843.マイルスデイヴィス:On the Corner
844.エルヴィンジョーンズ:LIVE AT THE LIGHT HOUSE
845.アールハインズ:Here Comes
846.アレックスリエル:THE HIGH AND THE MIGHTY
847.チャールズトリバー:IMPACT
848.サドジョーンズ=メルルイスジャズオーケストラ:CENTRAL PARK NORTH
849.ローリンドアルメイダ:A Man And A Woman
850.ギルエヴァンス:NEW BOTTLE OLD WINE

⚫︎849.僕はボサノヴァが大好きだが、個人的にな嗜好の通り、ジャズ方面から入った。スタンゲッツやジョアンジルベルトから入り、アントニオカルロスジョビンなど色々聴いている中で、当たり前のようにローリンドアルメイダに行き当たった。

いわゆる陽気なブラジルのラテン音楽と違い、感情的な陰が随所にチラつくのがボサノヴァであり、僕の好きな部分でもある。ラテンの人々だって常に明るいわけではないのだ。

アルメイダのギターを聴くだけでたとえ嫌なことがあったとしてもその1日前を向いて過ごせそうな気がするし、悩ましいことも大したことではないと思えるようになる。

あまりにも有名な映画音楽をタイトルにした本作はアルメイダの代表作の一つで、彼のボサノヴァにはそういう力があることをまさに示してくれている。悩み苦しみながらも前に進むのが人生なのだ、と。

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