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【マンガ紹介】「ダンジョンの中のひと」を只々オススメしたい

「ダンジョン飯」がアニメ化するとのことなので、共通点がありそうな漫画を探していたところ、「ダンジョンの中のひと」という漫画に出会い、めちゃめちゃハマってしまいました。

たぶん、葬送のフリーレンとかダンジョン飯が好きな方は、気に入ってくれるんじゃないかなあと思っています。

本記事では、漫画「ダンジョンの中のひと」の簡単な説明と、個人的に魅力的だと思う点を紹介したいと思います。



ダンジョンの中のひととは

ダンジョンの中のひとは、双見酔さんによるweb漫画で、簡潔に言えばダンジョン運営ファンタジーです。

連載開始は2020年6月で、単行本は全4巻が出版されています。

作品のあらすじは、ダンジョンの探索者として一流のクレイが、ひょんなことからダンジョンの管理人である魔法使いと出会い、一緒にダンジョン運営を行うというものです。

作品の雰囲気は、以下のリンクにある第1~3話を流し見していただくと、わかりやすいかなと思います。(第3話まで無料です)

実はこの漫画は、既にアニメ化が決定しており、今ファンだと言っておけば、アニメが始まった際に、古参ファンと言ってもギリ許されるでしょう。(たぶん)


ダンジョンの中のひとの魅力

この作品の魅力は、個人的に3つあると考えています。

登場人物が可愛い

この作品の登場人物は、主に3人です。

まず以下の左にいるのが、主人公のクレイ、右にいるのが管理人のベイルへイラ・ラングダスです。

単純に両者とも可愛らしい見た目をしています。

原作:双見酔 漫画「ダンジョンの中のひと」第1話より

あとの1人は、ダンジョン運営の同僚であるドワーフのランガドで、見た目は可愛くないですが、不器用な性格が可愛らしいです。

原作:双見酔 漫画「ダンジョンの中のひと」第2話より

またダンジョンという世界観らしく、モンスターも同僚であり、以下のゴーレムを始め、人間味?あふれる可愛い性格のモンスターが数多く登場するので、それもこの作品の面白さです。

原作:双見酔 漫画「ダンジョンの中のひと」第3話より

上記のように、登場人物の可愛さが、本作品の魅力の一つです。


ゆるくもありシビアでもある世界観

この作品は、基本的にはゆるいです。

例えば、通常会話できないモンスターが、気さくな感じで喋りかけてきたり、管理人さんのテキトーな性格がダンジョンの設計の随所で見受けられたり、オカシイところが数多く登場します。

原作:双見酔 漫画「ダンジョンの中のひと」第1話より

そういうオカシイところに、真面目な主人公がツッコミを入れるのが、この作品の面白いところでもあります。

ただ一方で、時々シビアな現実が登場する時があります。

それは死についてだったり、人間やモンスターの狡猾さや冷酷さだったりするのですが、ファンタジーでありながら妙にリアルなので、作品に一種の緊張感をもたらしています。

そのゆるさとシビアさのギャップが、この作品の魅力と考えています。


よく作り込まれたファンタジー設定

原作者である双見酔さんは、10年以上ファンタジー漫画を描いている作家さんで、この作品もダンジョンの構造・魔法と魔力・ギルドの役割など、ファンタジーの設定がよく作り込まれています

私自身、葬送のフリーレンやダンジョン飯など、ファンタジー作品は好んで読む方ですが、それらの作品と同等の設定の作り込みであり、かつダンジョン運営という、新しい視点を見せてくれるのが、とても新鮮で面白いです。

その設定を説明するために、若干セリフが長くなりがちなのが、この作品の欠点でもありますが、主人公がダンジョン運営の初心者でもあるので、ファンタジー初心者にもわかりやすい説明になっており、よく工夫されたセリフだと言えます。


最後に

色々と説明しましたが、以下リンクに第1~3話が無料で公開されているので、それを見て自分に合うかどうかを確認するのが、手っ取り早いかもしれません。


まとめ

本記事では、漫画「ダンジョンの中のひと」の簡単な説明と、個人的に魅力的だと思う点を紹介しました。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。



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