見出し画像

バリアフリーって…

透析も6日目になると
ようやく慣れてきました。
持って行くものとか準備とか
考えなくても出来る様になりました
(本当は本人にやってほしい…)

今日は眼科も受診しなくては
いけなかったので
いつもよりも2時間早く出発。

私は、車椅子になった母を20年
面倒見てきてるので
街のバリアフリー化が進んだなぁと
しみじみ感じます。

でも実は、まだまだ足りない部分が
沢山あります。

エレベーターもアチコチに設置され
車椅子でも移動は楽になりました。
しかし、そのエレベーターを
車椅子の人がすぐに利用出来ない。

何故なら。
自分の足で歩ける健康な人が
いち早く使ってしまい
車椅子の人は後回しになります。

挙句どう考えても車椅子が入れないのを理解していないからか
籠の中でちょっとだけ避けて
「どうぞ!乗ってください!」
なんて言う無神経な人も多い。

自分の足で歩けてエスカレーターも
利用できるのに、何故
エレベーターを使うのか…。
正直、理解に苦しみます。

本当に必要な人がスムーズに
使える社会になってほしいものです。

あと、バリアフリーといえば
よく歩道に敷き詰めてあるタイル。
アレ、実は車椅子や杖を使って
移動している人にとって
大きなバリアなんです。

私は母の介助する場合
車椅子があるから使っていませんが
左足に麻痺があり、普段は杖を使用しています。
晴れている日はいいのですが
一番怖いのは雨の日。
タイルが水に濡れて滑ってしまいます
何度転びそうになったか…。

今や当たり前になっている
多目的トイレ。
アレも有っても使えない空間だったりします。

よくあるのが、手すりにトイレットペーパーが取り付けてある事。
…掴まれないんですよね。
ほんと意味がない。

ビックリしたのが、多目的トイレに
赤ちゃん休憩室の立派なベビーベッドが設置されてて、車椅子が入れないトイレもありました。(○オン)

一番バリアフリーになって欲しいのは、健常者の思いやりでしょうか。

さっきのエレベーターの件もですが
車椅子や杖で歩行している人の
すぐ前を横切ったり
わざわざ幅寄せしてぶつかりながら歩いてくる人も居ます。
(私は体幹がしっかりしてるせいか
相手が弾き飛ばされてますが…)
バス、電車で杖をついてる状態で利用しても誰一人として席を譲らない。
目の前にいるのに完全無視です。

前にあったのは
「杖が超邪魔なんだけど」と
同じくらいの女性に言われた事も。

コレが自分や自分の家族が
同じ思いすると文句を言うのに
本当に身勝手。
何も不自由してないからこその
無知は罪だと思います。

まぁ、言っても無駄なんですが!

社会的に弱い人間が淘汰されていく
今の日本には未来がない。
もう少し優しい社会になるといいのにねぇ…。

今日は少し真面目に話をしました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?