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オールドルーキーが見据えるまちづくりの未来~防災×まちづくり×アートの可能性~【LDLバディ対談】

はじめに

2年前から、LDL(Locally Driven Labs)という、まちづくりに関心がある全国のメンバーが集まる勉強会に参加しています。

主催は『まちづくり幻想』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著書で有名な木下斉さん。月1度の定例会をはじめ、全国各地で行われる「狂犬ツアー」にも今年から参加させてもらっていますが、毎回“濃い話”をききながら、「地方の時代が来た!」とか「自分らしいシゴト」とかいう耳障りのよい言葉ではなく、地方のリアルを直視し、本音でメンバーに応えてくれるラボです。

LDLの詳しい説明はメンバーの岡崎さんのコチラの記事をご参照ください。

さて、今回、メンバー同士のインタビュー記事を掲載しよう!ということになりまして、記念すべき1回目のお相手は、4月にアソシエイトになられたばかりの高井さんです。
LDLに入会したばかりの新鮮な気持ちを(ほろ酔いでw)インタビューさせてもらいました。



プロフィールを教えてください。

 東京練馬区在住の59歳。一橋大学卒業後、国内メガバンクへ入社。ベンチャー企業の投融資及び海外システム系のプロジェクト管理を中心に国内外で21年間キャリアを積み、外資系分析機器メーカーで管理本部長などを歴任しました。昨年6月にコンサルティング会社を設立し、現在は様々なまちづくりの現場を調査研究しながら「防災×まちづくり×アート」で楽しみながら貢献しようと取り組んでいるオールド・ルーキーです。

どうしてラボに入ったのですか?

 サラリーマンを昨年退職し、まちづくりに興味を持つ中で木下所長の本を読み、事業をきちんとマネタイズした上で再投資するという考えに共感していました。自分自身まだまだキチンと稼げていないのでビジネスをしっかり回していくためのヒントを見つけに参加しました。

どのような活動を行っていますか?

 防災×まちづくり×アートという観点から、様々な取り組みに参加して吸収している段階です。
 防災・復興は、防災士・環境経営士の資格をとり、被災地の経験に学びながら、地元東京都練馬区での大災害後の避難・復興の対策を提案しています。都市災害の脆さを感じる中で災害時のトイレに注目し、し尿分離型の簡易コンポストトイレの企画販売を始めました。都市型災害で下水道に被害を受けた場合、既存の携帯・簡易トイレでは賄うのは大変ですが、し尿分離型(大と小を分離して処理するトイレ)であればゴミが少なく効果的で尚且つ比較的安価にトイレ問題を解決できます。こうした災害時の課題解決を提案しながら、事業化したいと思います。
 まちづくりは、昨年長野県信濃町の森林セラピー推進を提案し、今年は栃木県那須地区のナスコンプロジェクトに参加し、日本都市計画学会・街づくり区画整理協会・京都景観エリアマネジメント講座などで学んでいます。また、9月16日午後に東京日本橋で路上駐車スペースを半日小さな公園に変えるParking Day 企画にも参加しています。
 アートは、現代アートを中心に、ワタリウム美術館の和多利塾、芸術祭の北川フラム塾、Christie’s のアートビジネスマスタープログラムで学んでいます。

課題はありますか?

 様々な地域でまちづくり事業を学んだり参加したりしていますが、自分の一隅をうまく絞り込み、地域に貢献しながらきちんと事業化することの困難さに直面していますが、息子も独立しましたし、地道にやっていきたいと思っています。 
 海外駐在経験や財務経理・I T・サスティナビリティ 分野にも知見がありますので、何かお役に立てることがあれば、お気軽に声をかけてくださいませ。
 

あとがき

 4月に入会したばかりの高井さんとは、このバディインタビューで初めて話しをしました。お互いセカンドキャリアを模索中でしたね♪
 木下所長がよく言われますが、先ずは動くこと・始めること。地域で何か取り組む時には「総論賛成・各論反対」が当たりまえですし、100考えるよりも1つの実践。高井さんは謙遜してオールドルーキーなんて言ってますが、インタビューの中で聞いたような、フットワークの軽さと好奇心の旺盛さで今後もどんどんチャレンジしていって欲しいです。

また、狂犬ツアーなどでリアルでお話しましょー!
ありがとうございました!

高井さんのサラリーマン時代のインタビュー記事です。
コチラもご一読を♪


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