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自分の判断軸で生きられる人が増えると、日本の色んな問題が良くなるかもしれない。風が吹けば桶屋が儲かる的な話。

こんにちはいわあゆ(iwa_ayu)です。
完全に趣味の一環で、不定期でペア読書の新聞版を開催しています。

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朝7時半に集まって、朝刊を読み合わせ、学びを得て、会社に出勤する。まさに意識高い系といわれそうな活動です(笑)

やってる本人としては意識高いつもりは一切なく、楽しいからやっています。新聞に対してなんとなくの苦手意識があり、日常で新聞を読む習慣が全くなかった私が、日経を手に取るようになり、しかも読むことが楽しくなったのは、自分でも予想外の大変化です。

ペア読・新聞版とは

ペア読書(通称ペア読)とはnoteでもバズったそやさんが見つけた新しい読書スタイルです。

新聞の場合について、いごはちさんが分かりやすくまとめてくれているので、ご参考までに。日経×noteが運営母体のNサロンというコミュニティ発祥で誕生しました。

これまで、朝7時半にカフェに集合して、オフラインで新聞のペア読をやってきましたが、時節柄、コロナの影響もあり参加メンバーが相次いで欠席となったため、この際、オンラインでやってみることに。

わたしは日経の電子版を購読しているので、コンビニに行かずに、自宅でゆうゆうと支度をしながら望むことが出来ました!

今日の新聞ペア読パートナーはしょーごさん

新聞のペア読の醍醐味は、

「各々記事の気づきから、相関関係を見つけ、世の中の流れを俯瞰で捉える」

ことにあると思ってます。(個人的にそこが面白い)

さて、今回1to1でやったのですが、それぞれ取り上げた記事からの気づきも、そこから導いた学びも、面白いものでした。

記事から読み解いた気づき

「個の時代はまだまだニッチ。自分の頭で考える、筋トレをしよう」

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発見ポイント

お互いが取り上げた記事は「中途採用 求人倍率2.6倍」と「介護保険料4月上げ」と、一見関連性がなさそうですが、俯瞰で見たときにみえてきたものは、「個の時代といわれ始めて久しいが、日本の問題に上がるのは、自分軸で判断できず、情報に流されてしまう社会背景が根深い」なという気づきと「情報に流されずに自分の頭で考える筋トレが必要だ」という教訓でした。

しょーごさんが取り上げた記事

人材が不足していて雇用ニーズが高まっているというニュースです。
採用難といわれて久しいですが、いい人材は人気企業に取られてしまうので、なかなか思うように採用に結び付かないというのが背景にあります。

しょーごさんの意見としては、固定的な職種採用では人を見つけるのが難しいならば、視点を変えて、企業がタスクを切り分ける工夫をし、業務委託や複業で受け入れられる体制を作ることも必要なのではと。

またその場合、個人がそのチャンスに応えられるよう、副業チャレンジするためにどういうスキルセットが必要なのかを知ることと、そのスキルを磨く手段を自分で見つけていく必要があるという観点でした。

私が個人で業務委託を結んでいるサンカクというサービスがあります。

ここに何度かしょーごさんは来てくれているのですが、「社会人のインターンシップ」というコンセプトのとおり、本業をしながら、社外の業務を体験したり、異業種の人たちとワークすることで、自分の人脈やスキル鍛錬につながるという仕組みを提供しています。

様々な業種の方々が参加してくれますが、普段は使わない頭で課題に取り組み、自分のスキルが社外で通用するのか可視化できる。また一緒に取り組む参加者の視点を知ることで、そういう課題解決プロセスもあるのか、という発見も出来る。

ここで、自分が気づいていなかった得意が可視化出来たり、磨きたいスキルを見つけられたり、活躍できるフィールドを見つけて動き出すスタートラインに立てる。個の時代に、土壌を整えやすい仕組みだなと思っています。

いわあゆが取り上げた記事

「介護負担が増え、まだ取り組みの弱い”医療費の軽減”が重要課題である」といった話題でした。
この記事から波及し、わたしが感じたのは、いままさに話題の「コロナウィルス」についてでした。

コロナの感染拡大に伴い、店頭からマスクが消えているという話題。
Twitterなどでは、「本当に必要な人に届いていないから買い占めないで」という投稿を目にしました。
必要以上に買い占め、転売したりなど、悲しい状況を目の当たりにします。
また、軽症にも関わらず、「とりあえず病院いっとこ」という判断が増えれば、ただでさえ医師が不足している病院の環境はひっ迫してしまいます。

まだそう遠くないニュースで同じく台風19号の話題も同じでした。
たった1日のために、店頭から水が消える。
1人が何本もまとめて買い占めている様子を目にしました。

このように、いま世の中がSNSやメディアから発信される情報に流されすぎていることが問題なのではと。
「みんながやっているから、準じる」という風に流され、自分が本当に必要なのかを考えるプロセスを省いてしまっているのでは、と。

もちろん、この「俊足力の高い影響の伝播」はネガティブなことだけでなく、ポジティブな話題もあります。企業が積極的にリモート業務を推進する動きや、集団が集まるイベントの延期やオンライン配信などの切り替え対応が臨機応変に行われている動きは、いい影響の代表かなと感じます。

重要なのは、一次情報にやみくもに流されずに、必要可否の判断を行えるかどうかかなと思います。

本日のまなび(教訓)

ここから、自分の選択で生きる「個」一次情報に流されやすい「大衆」とが、相反するなぁというギャップを見つけたのです。

自分も、ついTwitterの情報に影響を受けやすいことを実感しています。
改めて、「自分の頭で考え、自分の選択で生きる」ことを意識して過ごしていこうと、教訓を得たのでした。

新聞のペア読は、わたしのように、新聞を普段読まない人ほど面白いのが特徴です。もし興味がありましたら、Twitterでご連絡ください!

#COMEMO #日経

ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^