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現実という名の怪物と戦う者たち

長月が暮れる頃、
大阪に集まった9人の内気な同志たち。

はじめて同じ時間と空間を共有した。
「はじめまして」なんて、どこかに置いてきたようだった。

そして2日間という短い時間だったが、
たくさんの言葉と感情と愛情を魅せつけあった。

ありがとう。

2日間で考えたことをこの場所に。


ないものねだりからの脱出

ないものをいつまでも嘆いてもしょうがない。

いつ終わるか分からないウイルスなんかに
いつまでも踊らされぬように。

「コロナのせいで」と言ってみたところで
現状は何も変わらなかった。

ないものを指折り数えたら、
じゃあ今何ができるかを考える。

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ないものねだりから脱出する。
今手元にあるもので何が残っているのか。

今ある希望とこれから手にする光を数えてみるのだ。

ともすれば進むべきベクトルは見えてくると思う。


独りでは辿り着けない場所へ

僕らは顔の見えない現実に
ときどき殺されそうになる。

正解がわからなかったり、
理想と現実があまりに違いすぎると
途端に分からなくなって、逃げ出したくなる。

でも僕らが今赴いているのは
きっと独りじゃ辿り着けない場所。

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そうだ。

支え合うことも
信頼することも
卑屈をぶつけ合うことも
笑い合うことも
愚痴を並べることも
頭を抱えることも
腹を立てることも

決して独りじゃできないのだ。

これらは、人ありきで
初めて生まれる感情。

誰かがそばにいてくれて
はじめて"怒り"という感情を知る。

人間から感情を除けば、限りなく死に近づく。
だから今贅沢な環境にいることに気づいたら、
手を繋いで前に進むことをはじめる。


出会えてよかったと心から言える仲間たちと共に
独りじゃ辿り着けない場所へ。



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