weekly ivote #07 – 出前授業に浮足立って
見つけてくださりありがとうございます。
代表のtomohiroです。
ivoteで活動をはじめてまるっと3年くらいが経過しました。
私が最初に参加したのは八王子高校さんでの出前授業で、そのころはコロナ禍の影響もあり放送室からモニタ越しに授業をお送りするというかたちでした。
そして今日はその八王子高校さんでの今年度の授業を明日に控えてつづるweekly ivoteです。
学校の授業の時間を使って実施する主権者教育は、その性質上政治への関心の程度にかかわりなく皆を巻き込むことができるのが最大の強みだと考えています。
私たちで企画して参加を募るようなイベントにおいても、社会について考える「入口」になることを目指しているivoteですから、可能な限り門戸を広くしていわゆる政治に興味がある人でない方にも参加していただきたくあれこれ考えるのですが、やはりある意味ではすでに入口を踏み越えている方のもとにでなければ届かないこともありなかなか。
他方で学校の授業であれば、半ば強制的にではありますが私たちのフィールドにはじめから引き込むことができるのだからこのうえないチャンスだというわけです。むろんそこから狙いどおりの内容が伝わるか否かは私たち次第でもあり、関心の濃淡が激しいぶん伝え方など苦心することは多いのですが、こういう場を使うことができるのは長く続いてきたivoteで活動する中での醍醐味だと思うのです。
そんなふうにひと学年の生徒さんを前にお話しする機会をこれまで何度も得てきました。が、何度経験してもどう伝えたらいいんだろうかという迷いは尽きないどころか増えていくもので、明日に控える授業を前にもいまだ逡巡していることだらけでそわそわと執る筆ですからどうもまとまりが悪い。
うまく着地しないので、脈絡はないけれどこの頃の自分のためにamazarashiの一節をひいて結びとします。
雨が降り止んで 僕はやっと歩き始めた
青空にうすく昼のつき あれが僕の目指す光
2024年6月7日
tomohiro