うわのうみ

いつも違う空間で生きている おかしなにんげん

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最近の記事

仕事

今日という日 自分でうどんを作って食べた 仕事で頼みやすいのは私なんだって 私がいなくなったら困るんだって あてにしないでほしい 何も要らないから自由になりたい 悪い人間になることだってできるんだから

    • 砂時計を考えた人

      砂の重さ、軽さ、量 ガラス職人の作るくびれ 速度 表にない数字 少しの音 涼しい

      • 木でないのに木である必要はない

        木の模様に変えられたスチール 君は木になる必要なんてないさ 便利なんて言葉がお気に入りの世の中 考える必要のないストレスが溜まる 常に疑っている自分に疲れる

        • 記憶

          たまに記憶の一部を思い出す 思い出せなかったらそれきりだ 何年か前 弟の留学出発のために、 お母さんとおばあちゃんと空港まで見送りに来た 静かな晴れた日で うすい空だった 見送り終わってお手洗いから少し離れた お母さんを待っていたベンチ おばあちゃんが広くて高い天井から見える空を見て 「わたしがあなたと同い年くらいの時、 空ばっかり見ていたよ」 優しく言われた 75くらいまで働いていたおばあちゃん ほんの少し前は、旅行がすきだから 世界を見てきた お姉ちゃん

          クリスマスケーキ

          今年は小さいのにしようか それか切ってあるやつにするか やだやだホールがいい 子供みたいに心の中で思った

          クリスマスケーキ

          🥑

          みんな書くために旅をする 旅をしなくても思想が頭を巡る どこかに行きたい 本当は何も書きたくない どこも行けなくて ただただ思ったことを綴ってみてる そんな毎日ほんとは脱却したい そのために旅に出たい そうすれば ほんとは伝えたい思いなんてなにもないはず

          スレッド

          何故かthreadには出せない自分の想い だからnoteにきた 知らない人の投稿が勝手に流れてくる これはどんな世界 snsだけは自分が見たい世界でいてくれ

          sayonara

          なにもかも見た気がする 聞いた気がして また嘘に縋る ただそれだけなのに 情報じゃない確か それがほしくて 生きている いつか 忘れてしまうなにか 誰かの目をみて正しいと言いたい 分かり合えない 悔しさは捨てるしかない

          ふんわり洗剤

          今日も隣に座る彼 同じnoteを開いていても、グラフや文字が羅列している 彼は自分自身を成長させるもの 私は留まるためのもの 今日もおはようから始まる 2人は違う道をすすむ 何故一緒にいるのか不思議に思うけれども この感覚 わからないことだらけで 当たり前じゃない

          ふんわり洗剤

          あといくつ心にくる瞬間があるのだろう

          そらに

          忘年会シーズンと呼ばれる 帰り道に 星空を見た そういえばこんなに綺麗な夜空を見たのははじめてだった とおい昔の記憶が蘇る 家族と旅行に行った しずかな夜 全員で寝っ転がって 流れていく星を見たのを思い出した 今見たら泣いてしまうほど 夏は 水辺で蛍を見た 見たことも感じたことのない無数の光 しあわせでいっぱいだった それが最初で最後だったんだと 知った 宝物をずっと記憶の隅に隠してあった 寒い冬の日にみつけたから こんどは 手からこぼれ落

          大人が忘れたものはぜんぶ王子様が知っている

          何も持たないで夜の砂漠を彷徨う 頭で考えないでこころで感じる 経験が仇となって臆病にさせた いろんな角度から自分なりの見え方をたいせつに この人じゃなきゃだめだという愛し方も 全部思い出させてくれたのはちいさい王子様だった

          大人が忘れたものはぜんぶ王子様が知っている

          午後休

          昼間の雲はどんな顔をしてるんだろう オレンジ色の光を浴びて街でスキップする どこかでパンのにおい、公園を横切ってむかう 君の街へ 緑と青の間、オレンジと紫の間のスペース きみのことを想う 苦い珈琲の味と椅子のささくれ 何も今日はこわくない アイミティーを作ってくれる お母さんに会いたい 前髪が視界のフレームを作る 指で音を奏ででみた 心地いい 愛しないといけないじかん 知らない誰かに書いた手紙 折り紙してみた お散歩してるワンコを眺めていたい

          今を生きれないきみへ

          きみの横顔が好き 顔色ひとつ変えない鈍くて、清々しい 渇いた目、とても静か きみのこと何ひとつ知らない どんなことで嬉しがるのか悲しむのか きみは誰に笑顔をむけて歩いているのか 何で苦しんでいるのか 何ひとつ、知る由もない 一生知ることもないだろう

          今を生きれないきみへ

          今を生きれないきみへ

          きみはいつも遠い目をしていた。 同級生の会話にも気まぐれだ。 すでに何かを失ったような 光を、放っていた。

          今を生きれないきみへ

          影日

          なにもなかった なにももたずにいきてきた それが弱いわけでも強いわけでも その時は それが美しくみえて 彼女みたいになりたいと思った そのときから 何も持たない幸せを 手に入れたみたい